理を知り数を掛ける
私は昔から、もし戦争になったら進んで戦うし特攻隊にだって入るだろうと思っていました。
別に自分の命を粗末にしようと思っていたわけではなく、大事なものの為ならスイッチが入るのです。
おそらく誰にでもそんな思いは遺伝子に組み込まれていて、皆同じだと思っていたら高校時代の親友は違っていました。
友達のじいさんは特攻隊として出撃しましたが故障のふりをして不時着し、戦争を生き残ったらしく、友達は、よくその話を聞かされたそうです。
逃げたから生き延びることができたんだよ。
逃げたから、ずっと周りの役に立つことができたんだよ、と。
だから、その友達は戦争は絶対行かないと言っていました。
クレバーです。
その友達は部活に全力を傾ける私とは対照的に、帰宅部で要領もよく、推薦で理系の大学に入り、そのまま公務員になりました。
結婚しても、嫁さん共々無駄遣いするような馬鹿ではなく、先のことをきちんと考えるタイプで将来の心配はありません。
結局、何が言いたいかと言うと、
いつでも客観的に見て、クレバーに考えなければいけないということです。
熱い心があっても死んだら終わりです。
それでは人の役に立てなくなります。
何かに全力をかけたとしても、その方向や方法が間違っていれば成長も止まるのです。
正しい方向に正しい方法で努力をするから
1万時間の法則が効いてくるのです。
「理を知り、数を掛ける」
という言葉があります。
どこにあったかわからなくなってしまいましたが、この「note」で教わった言葉です。
合気道の言葉だったかな。
まさにこのことですね。