おーん。

現実と非現実のあいだ ホントと嘘の隙間。

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マガジン

  • 日常のこと

    その日その時タイムリーに取り組んでいることなど。

  • ストーリー

    ホロスコープのハウスや惑星の象徴のキーワードからの創造のお話 一人の人間の中に、一人の人間の外になにがあるのか。

最近の記事

自分の不幸を知る

幸せになる事にどうしても気が向いてしまうけど とある方がラジオで 「自分の不幸をしりなさい。でないといつまでもやるべきことがわからない」 と言っていた。 いつもは聞かないラジオ。その時、その瞬間なぜか「何か聞かなきゃ」と直感が働いたので、つけた。 つけた直後にいきなりその発言。 ”私の不幸はなんだろうか?” 模索がはじまった。 一月まえくらいからその模索ははじまった、思いあたりそうな事をつらつら書き出して見た。 はじめにでたのは 親に守ってもらえなかったこと。

    • 宇宙のタネ⑦

      「私の身体を使って、今度は貴方がメイン操縦者として他の者達と一体となりこの身体を使うのです。」 リーダーの意識空間が薄れていった。存在するがより薄い存在感へ変化した。 私の感じ取れる範囲の自分自身のテリトリー、つまり魂という乗り物に、ここに居る他の者達が、そこに集結し存在している状態になった。 皆の視線が私に注がれているようだった。 これまでに感じたことのない、個の感覚。濃縮された内側の感覚。 これまでは、自分の内面に引きこもれば、外の世界も他人も、シャットアウトで

      • 人より足りないと思うなら

        まわりに比べて自分には何もない、なにも誇るものが浮かばない。 と、誰かと比べて嘆くことはないのに。 それがあなたなのだから。 自分にとって、なにか不足している。 足りない。 と思うところからこそ 生み出されるものがある。 形ないものをかたちにするちからがある。 そこは、ゼロだから。 無いを有するスペースを皆もっている。 だから、 自分のマイナスだと思うよりも 無い。を有しているんだ。 って自分を認めるほうが楽だと思うよ。

        • 宇宙のタネ⑥

          「君には、今から私の中へと移動してもらう。」 リーダーは自分の体を指し示した。 「はい…」 自信なさげに答えた。 『えっと、また石とか車みたいにするの?』 『君は、まだ魂の操作が未熟だから…リーダーが君を引き抜く。僕はこのまま、このボディにのこる。』 『私だけいくの?』 『そうだ。難しいことはない。大丈夫さ。ゴーストと常に繋がっている。お任せすればいい。』 『お任せって…うーん。未知の体験ばかりで…まあ、成るように成るか…ってとこかな』 『よくわかってるじゃない

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        • 日常のこと
          1本
        • ストーリー
          15本

        記事

          平家物語・OP光るとき

          今年からスタートした深夜枠のアニメ。 もともと平家物語、徒然草・・・そういう読み物も好きなので、たまたま見つけたアニメですが、早速ネット配信で八話まで一気見しました。 平家物語の一族の繁栄と滅亡のストーリーには 欲と雅さ、美しさ儚さ、人間の払いきれない欲と「それでも・・・」という命の願いがある。 けれど、表現にわびさびがあり、セリフもシンプルでわかりやすいので割りとすんなりと引き込まれる世界観のアニメ。 平家の栄華きわめたところから、徐々に見え隠れする綻びに少しずつ

          平家物語・OP光るとき

          宇宙のタネ⑤

          『戻る地点がわからない・・・』 『時期にリーダーが迎えに来る』 石1つを回収して時間切れになった。 しかし、十分満足していた。私の人生でこれほど満足したことはない。 穏やかで暖かなエネルギーに包まれるようだった。 『その感覚を覚えておくといい。それが君の基準だ。』 暫くして、あの乗り物が二人の前に現れた。 「最初の訓練は上手く行ったようですね。回収した石をこちらのボックスへ。」 操縦席の様なシートの全面に小さな扉が現れた。扉が開いた。 石をそのスペースに置く。

          宇宙のタネ⑤

          火星星座と肉体の性別・内側の性別

          今回は女性からみた火星のお話です。 女性の場合、火星星座が好みの男性とよく解説されています。 1. 火星蟹座の特徴 自分の火星は蟹座です。 蟹座的な男性が好きになりやすいです・・・という事。 でもあまりピンと来ないんですよね。 自分は、「ノーアスペクト火星」です。 他の惑星と連動しておらず、「ぼっち状態の火星くん」です。 ぼっちくん火星は、ソロパフォーマンスにみたいに発揮されて暴走気味になるか、男性からパワハラかDV受けやすい性格であるとか。 と思いきや、ほ

          火星星座と肉体の性別・内側の性別

          戦う天秤座(草薙素子・攻殻機動隊)

          天秤座のキーワードは 正義、個人と全体、公正、平等、調和、社交性、エレガント… 「バランスを知る」 風の星座なので知性的です。そして、はやい…というか滑らかさを私は感じます。 人はだれしも12星座の要素を備えています。12黄道自体が人間の磨かれ研ぎ澄まされた心、精神のようなものだと捉えています。 12のサインが表に出てくるのはその人により場面もちがい、意識的にわかりやすかったり、わかりにくく無意識のうちに働きかけるものもあります。 しかし、月の力よりかは思考を鍛え

          戦う天秤座(草薙素子・攻殻機動隊)

          最近みた映画

          ドライブ・マイ・カーという映画。 村上春樹の短編"女のいない男たち"という作品が原作。 濱口竜介監督、主役は西島秀俊さん。 原作も読み返さないままに観に行きました。 一言。好きです。 喪失感から沸き起こる修復と、人との絆を深める表現や、セリフが複雑ではなく、景色の余白を含めた世界観。 そのあたりが村上春樹さんの世界感を醸し出してるようでした。 自分の金星乙女座と海王星いて座のセンサーがかなり反応しました。 日常の欠かさないルーティンの中に自分を注ぎ込む主人公と、

          最近みた映画

          宇宙のたね④

          乗り物は目的地についたとアナウンスし、停車した。 メンバーは降りた。 石があちこちに落ちて居た。 見た所平野で山らしきものはなかった。 その景色は、火山の噴火口ちかくにごろごろ落ちている大小様々な岩、石、石ころ、じゃり。地面は赤っぽいところどころ深い緑がまざっていた。 みたこともない色の地面だ。 『これらは全部、隕石だ。』 『え?こんな大きい岩も? なのに、衝突したら地面が陥没したりするんじゃない? でも、こんな平野に岩みたいな隕石ってどういうことなんだろう。』 『

          宇宙のたね④

          宇宙のたね③

          オリジナルとは? ゴーストとは? すべては理解の向こう側だ。 タネであったゴーストは、地球で肉体を得て魂に発芽した。記憶の始まりに既に光の様なはっきりした導きの存在はあった。 目の見えない赤ん坊の頃の記憶があるのは、肉体側の五感ではない感覚でみていた記憶なのだろう。 そう、一番古い記憶は視点が外部にあるのだ。 監視カメラの様に自分とその世界を記録している。 これまでの誰にも理解されない過去の事実一つ一つにやはり理由があったのだ。 遡れば、モノも言えない幼少期から

          宇宙のたね③

          宇宙のたね②

          ”僕”と会話しながらもコンシェルジュの指定した目的の水槽前に着いた。水槽のガラスに手を伸ばす。指先が触れる。 彼は、脳内にある映像を思い浮かべる。 それはQRコードのようなモヤモヤした画像だった。 目を閉じて居ても見える、映し出される、いわゆる第三の目を使っているのだと私は直感的に思った。 彼の肉体にはいることにより、彼の使える能力をいうものを実感した。知っている五感が二次元的だとしたら、バーチャルな立体感のある感覚のように思えた。 情報が言語化されておらず、純粋なま

          宇宙のたね②

          宇宙のたね①

          僕らは目を開けたまま見る夢がある。それを夢と言い終える前に君は忘れ去る。 一つ先へ進め。右回転と左回転のダイヤルを好きに合わせて。 此処は、宇宙の何処か片隅にある場所。 その場所は、地球ではない。 そして人間の知覚しえる範囲で、最大限な視点で視た其所は、”地球と同位置にあるかもしれない”という可能性が高い場所。 その星の地上はほとんどが、荒れ果てた荒野のような土地だった。 もしかしたら、地球よりずっと小さい星なのかもしれない。 其処に息づくあらゆる生命体と、住人た

          宇宙のたね①

          0 と1  第十四話 最終話 

          交差点の手前で人々が吸い寄せられるよに集まり、何事かざわめいて居る。 「女の子が事故だって。」 誰かが叫んでいた。 「誰か、救急車!この子の母親か、保護者はいますか?」 「救急車に今、かけてます。あと、だれか警察。」 「ドライバーは?!」 現場は騒然としていた。 様々な意識が集い、現実のあり様に立ち止まる人々。倒れた女の子に皆の意識は集中していた。 「もしもし、事故です。幼稚園年長か小学生くらいの、女の子です。はい、意識はあります、えっと住所は…」 女の子の意識

          0 と1  第十四話 最終話 

          0と1  第十三話 ゆるして

          0はレストランに居た。 向かいには、60代後半に見える女性。その隣には、0と差ほど変わらない年の女性がいた。 待ち合わせ場所に来るのは母だけだと思い込んでいたので多少面食らったが、3人でスムーズに今の所は会話が進んでいた。 むしろ、3人で確かによかった。 今目の前にいる母だけではここに至らなかっただろう。 隣にいる女性は妹。父親違いの姉妹だった。 母をこうやってまじまじと見るが、ただただ幸せそうにしている。能面の微笑みだ。何かに麻痺している、その表情に浮かぶ皺だけが母と

          0と1  第十三話 ゆるして

          寓話  (0と1.1)

          ある山奥に熊の親子の住むお家がありました。 お家には立派な大きなキッチンと、お父さんぐまの作った広々としたテーブルと椅子がありました。 子グマがお家へ帰ってきました。 テーブルには、ご飯の支度がされていました。 テーブルクロスの上に、箸置きと箸。下向きに並べられた椀やグラス、お水の入ったピッチャーグラスもありました。 キッチンでは、大きなお鍋がグツグツと美味しそうな湯気を踊らせ皆のかえりを待っていました。 炊きたてのご飯の匂いもします。 あたたかな湯気は幸せそう

          寓話  (0と1.1)