CURVE TOURを終えて(4/4)
いよいよツアーファイナル。10月8日、渋谷WWWX。
大阪公演を終え、ファイナルまでの約10日間はあっという間だった。
整体、ジム、サウナに行ったり、なるべく自炊したり、グッズの梱包したり、、、とにかく心身ともに万全に当日を迎えられる様に準備した。
ファイナルといえど、いつも通りの朝を過ごし、Keityに迎えに来てもらって会場へ。
会場に到着すると、すでに舞台装飾が完成していた。イメージしていたものたちが一つ一つ形になっていくのを目にして言い表せられない感動と、ゾクゾク感を覚えた。
階段途中のボタニカルな装飾や、グッズ販売エリアの装飾も全て、この日美術を担当してくれた市川凌汰くんの業。そこにカメラマンのまっちゃん(TOYOHIRO MATSUSHIMA)の作品を展示して、2人で最高な空間にしてくれた。
リハーサルを終え、本番までの楽屋時間。
アーティストによって様々なのだろうが、うちらは基本とてもリラックスしていて、賑やか。よく喋る。よく笑う。たまにうるさいw 僕は本番までのみんなと過ごすこの時間が結構好きだ。みんながいつも通りで嬉しい。
開場から開演までの間はFKDがサウンドを担当してくれた。
FKDとは普段から公私ともに一緒に過ごすことが多いので、今回のツアーやファイナルについてもたくさん話をしてきたし、いろんなアイディアを出し合いながら、色んな場面で協力してくれました。何かを伝えるとき、その裏付けや過程、想いがしっかりそこに伴っていないと、ふわっとしたまま何となくで終わってしまう。側だけ取り繕った"かっこいいもの"なんて割と簡単に作れてしまう。だからこそ、嘘なく、細部にこそ魂を込める作業を怠りたくないと、FKDとはその辺の精神性ががっつりシナジーしている(FKDがよく言うw
)ので、CURVEの世界観を作りあげる上で、なくてはならない存在でした。いつもありがとう。
出番10分前。気合いを入れようと円陣を組んだのだけど、思わず大号泣してしまった。ちょっととかじゃなく、ガチ泣き。情けないw ひとみちゃんに急いでメイクを直してもらって、ステージ袖へ向かう。静けさの中、拓ちゃんのギターが鳴り響き、いよいよ開幕。
満員のWWWX。Walk-in Closetの一節「違和感をモノにして光り出す」の第一声でオーディエンスと一瞬で繋がれた気がした。
こうして見ると、本当にバンドメンバーがいい表情をしている。それだけでみんなで積み上げてきたツアーの意味を深く感じることができる。
ソロアーティストZINとして、みんなはサポートメンバーとして関わってくれているのだけれど、そんなことより、自分のことのように感じて、考えて、演奏で命を燃やしてくれるメンバーに本当に感謝しています。
906と田中光がサプライズゲストで来てくれて"Dawn"を披露。
最高にぶちかましてくれた、本当にありがとう。2人のオーラをステージで存分に感じた。
最後の曲は"綻び"
Cello 伊藤修平さんが登場。修さんの奏でる音色が、細胞にスッと入り込んで来てくれて、景色がガラッと変わる。不思議な感覚。織物のようにお互いの発する音が絡みあっていく。
最後の一音が鳴り終わった。
アンコールはやらないと決めていたので、深く頭を下げた。
ツアーに関わってくれた全ての人たちへ感謝を込めて、終わりを噛み締めながらステージを去った。
ツアーって大変だ。大変だからやる意味がある。大変じゃないはずがないのだから、そういう思いを味わえて大成功だと少しだけ思っておこう。
もちろん反省点や、悔しい点、もっとやれたって気持ちはあるし、だからこそ続けるのだけれど、人生の中でそう多くはないこういう瞬間を自分たちで作り上げたことは誇りに思っていいだろう。
まぁまだまだいけるけどね。
CURVEツアーに来てくれたみんな、本当にありがとう。
会場には来れなかったけど、メッセージや想いを送ってくれたみんなも、本当にありがとう。
来年は1月10日(水)ビルボード横浜で、お会いしましょう。
✨ ZIN CURVE追加公演 in Billboard Live YOKOHAMA ✨
BIG THANKS TO
タイヘイ、あっちゃん、Keity、たくちゃん、KenT、丈造、Aill、良ちゃん
NF Zessho、修さん、FKD、本ちゃん、光くん
ジュンジュンくん、にっちゃん、新井音響、鈴木、おのさん
Eny、水生ちゃん、まっちゃん、えいじ、凌汰
出口、あんじ、ひとみちゃん
しんじ、せいじさん、THE FLAVOR DESIGN
愛ちゃん、おちび
ROOMS、TT"、カタフタさん、JANUS、WWWX
SMASH倉橋さん、GREENS戸田さん
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