4C読書:「捨てる力」を読んで、
今朝の東京は雨模様。東京スカイツリーの展望台も雲の中に隠れている。
今日は、これから「4C速読実践講座」が始まる。
さて、今日の本は「捨てる力」
本のカバーに金字で押されて、帯には赤字で力強く書かれている。
ブッダの問題解決入門。 手放さないから手に入らない!
読書会で紹介を受けたこの本を手にしたときに「なるほど、読んでみたい本!」と感じた。 だって、目次は次のような章立てが並んでいる。
第1章 一生、お金に困らない方法
第2章 日々のトラブルを乗り越える方法
第3章 円滑な人間関係を作る方法
第4章 家族と幸せに生きる方法
第5章 目に見えない幸運を引き寄せる方法
第6章 充実した人生を生きる方法
1500円ほどでこれら方法を教えていただけるなら、超安いお買い物。
円滑な人間関係を作る方法
まず、この方法を質問。 もちろん「一生お金に困らない方法」なぞを知りたいとは思うのだが、「円滑な人間関係」を作ることが出来るなら楽しい。きっとお金にも困らないのであろう。私は欲張りなのだ。「永続的にお金に困らない方法」を教えてください。
いきなり答えを探し始める
この3章人間関係の終わりに「やるべきこと」が、6つまとめてあった。その中で「なるほど」と思う行動指針が次の2つ。
□ 「ダメだ」「使えない」と思う人のいいところを見つける努力をする。
□ 合わない人は、自分が成長するまでの間だけ現れた「化身」だと思う。
つまり、「相手を尊重しなさい」ということらしい。円滑な人間関係を作るために「あなたが成長しなさい」とおっしゃるのですね。
本当のキンスカの木とは、
キンスカという、架空の木にまつわる たとえ話がある。それは、
昔むかし、ある国でまだ見たことのないキンスカの木の話になり、4人の王子が一人の従者に連れられて、その キンスカの木を別々に見に行ったとのこと。それは、遠く離れた所にあるので、4人は季節を違えてキンスカの木を見た。
1番目に見た木は「赤い芽が燃えるようだった」
2番目は、「若葉が茂り、生命力あるれる木」
3番目は、「人の手のような花がたくさん咲いていた」
4番目は、「実をたくさんつけていた」
4人が見た木は、同じキンスカの木だけれど、見え方が違っていた。どれも正しいキンスカの木だ。
客観的に見て、4人で語り合い、分かち合いうのなら、4倍豊かな経験知になる。
ただ、私は 4人の王子が自分の意見を競い出す物語を想像してしまう。
そこで、「競う」という 豊かではないことを考える癖をどうしましょう。
まず、相手を認めることが大切だと言っています。いつでも相手が、間違っていると決めつけないが良さそうです。
感謝します。
今日も本から 良い気づきを いただきました。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。