【ひとね通信】057 勝手にしろいのばあちゃん
「輝きたい人を応援するイベント・プロデユ―サ」の ひとね@吉田宏です。
新鮮な朝日を浴びて 身体にレイキを流し、一日が始まりました。おはようございます。
今朝の 俳句をご紹介します。
〇 遠流とは春潮を聴く夜の数〈武藤紀子〉
春になると潮の色が藍を濃くし、明るく見えるようになります。佐渡や隠岐への流罪の身となった人々は、潮の音を聴きつつ夜を重ねて昔を偲んだことでしょう。(俳句の日めくりカレンダー 暦生活より引用)
〇 息つまる恋にあらねど雪はげし〈柏原才子〉
「息つまる恋」の言葉を聴くだけで息がつまる感覚を味わいます。言葉が感情に及ぼす力の凄さです。この句は、橋本多佳子の「雪はげし抱かれて息のつまりしこと」を本句に想像します。どちらも胸をどきどきさせてくれます。
私の3才の頃の記憶です。
私は母方の祖母を「勝手にしろいのばあちゃん」と呼んでいたのです。
当時の私たちは、両親の故郷から離れて横浜に住んでいました。私に妹が生まれて母の手が妹に掛かるために、私の面倒や家事の手伝いに祖母が横浜に来てくれていたのでしょう。当時の長屋作りの家で私の後ろに祖母が写っている写真があります。着ている服の様子から私が3才になる頃の今頃であろう季節感がわかります。
今日のようにお天気の良い昼間に、祖母は私を連れて散歩に出たのでしょう。当時の祖母は田舎の街の祭りや相撲興行の屋台出店の仕切り役を兼ねた商家の女将さんだったのだと聞いています。その地域の大姉さんだったのでしょう。
その祖母が孫と一緒に横浜の下町を散歩します。3才の僕は怖いもの知らずの元気です。たぶん、あっち行く、こっち行くと好き勝手に祖母を引き回したことでしょう。
当時、住んでいた保土ヶ谷の川辺町は帷子川の近くの低い土地です。また鎮守神社の星川杉山神社は急な坂を上った丘の上にあります。祖母を引っ張ってそちらへ向かったのかもしれません。祖母が大変な思いをしたのであろうことは今なら想像できます。
そんな私に向かって祖母が “お前、勝手にしろい” と言ったのです。その言葉を聞いて、3才の僕はその日から 祖母を “勝手にしろいのばあちゃん” と呼んでいました。
今日私は、気持ちの良い午後に散歩を兼ねて買い物に出ました。その道すがら “勝手にしろいのばあちゃん” のことを思い出します。
私は最近、5月14日に 開催する 音楽コンサート「地球からのメッセージ」~かなみんとてるくんのコンサート~ の準備の話し合いをしています。
コンサートのような、誰かが夢に挑戦する話を聴くと多くの人が、夢を応援する気持ちになります。とても素敵なエネルギーが湧き上がって来ます。みんな胸に夢を秘めているのだな~ と感じます。夢みるエネルギーと夢の実現を応援するエネルギーを合わせてゆくことが楽しいのです。
でも、時々、その応援する気持ちが思い余って先走りすることもあるようです。応援する気持ちを言葉に表すことの難しさもあって、思いの歯車の段飛ばしが起こったりします。
そうすると、経験の差と 思いの少しの違いから話し合いに隔たりを生じることがあります。
現在のコンサート作りにおける私の経験は、3才の頃の僕に似ていると感じました。経験豊かな方から見ると私の考えは “勝手にしろい” と言いたくなるものかもしれないなって、歩きながら思った今日です。
今日も 笑顔の100年旅は続きます。
あなたが 笑顔でありますように!
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〇 毎週金曜日の夜22時は クラブハウスでトーク番組「ひとねと玲菊のお名前コーチング」です。日本グラフォロジーコーチング協会®会長 飯田玲菊先生 と ひとねのトークです。
玲菊先生は、欧州でとても歴史と権威のあるグラフォロジーを筆跡診断や鑑定だけに使うのではなく、その人が成長できるようにコーチングされています。
今日2月18日(金)22時の「ひとねと玲菊のお名前コーチング」番組のリンクはコチラ
なお、今夜の お名前コーチングは 玲菊さんが ご都合でお休みですので、私 ひとねと 番組にいらして頂ける方とのよもやま話をいたします。
https://www.clubhouse.com/event/xjX231eA?utm_medium=ch_event&utm_campaign=0Wh8TxBgNj6kLEG4xAQi0Q-59400&fbclid=IwAR1IIBwmmY6FtsV8PSOnpFKLu9r4zqaMQRg0U4gZeNfRbzfHip5uwMLLgeM
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