合成香料の真実:香害リスクと安全な選択のヒント
「合成香料」は香水や柔軟剤、トイレの芳香剤など、日常生活に多く使用されていますが、その影響について考えたことはありますか?
合成香料は、化学物質過敏症やアレルギー疾患などの健康問題に関わる恐ろしい可能性を秘めています。
この記事では、合成香料が健康に与える影響と、それを回避するための対策法について詳しく解説します。
香害とは何か?
香害とは、人々が香りや香料によって引き起こされる健康上の問題を指します。例えば、香りが強すぎる環境で、頭痛やめまい、吐き気などの症状が現れた経験はありませんか?
合成洗剤や柔軟剤、化粧品類などに含まれる合成香料(化学物質)によってさまざまな健康被害が誘発されるのです。近年では、この香害が原因となって、化学物質過敏症(=化学物質が原因で、身体的・精神的な症状が現れる病気)を発症する人もいます。
香害は個人の感受性によって異なりますが、特に化学物質に過敏な人やアレルギーを持つ人々にとっては深刻な問題となり得ます。
香害には原因があって、合成香料が放出する化学物質によって引き起こされることが分かっています。例えば、市販の製品に添加されている香料は、石油から作る合成香料・添加物などを調合したもので、実は人工合成香料なのです。
次の見出しで、合成香料の危険性について詳しく解説します。
1-1.合成香料の危険性とは?
合成香料は、私たちの健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
香料には、発がん性や環境ホルモン(内分泌かく乱)作用、アレルギーを引き起こしやすい成分が含まれています。
海外ではどうでしょう?
EUでは化粧品へのアレルギーを起こしやすい26成分の表示が義務付けられていますが、日本ではその表示は義務付けられていません。
1-2.注意が必要なマイクロカプセル
柔軟剤や消臭剤に使用される香料や消臭成分を包むプラスチック製のマイクロカプセルも懸念されます。
これらのカプセルは、衣類に付着し、洗濯後に空気中で破裂して中身が放出されます。
日本では、香料や染料などの規制が緩く、香料の99%以上が合成ムスク類と言われる人工的な物質で構成されています。
これらの合成ムスク類は、DNAを傷つける変異原性を持ち、高い確率で発がん性を有するとされています。
1-3.合成香料が引き起こす脳への影響
合成香料は脳にも直接影響を与えるため、影響力は非常に大きいとされています。
また、合成香料を嗅ぐことで、本来丸い赤血球が涙型に変わるという報告もあります。
丸い赤血球が涙型に変異する?!
涙滴赤血球と言い、髄外造血、とくに赤血球が脾臓で脱核する際に生じた変形と考えられて います。
骨髄線維症や癌の骨髄転移の場合にみられる形状となります。
合成香料には、私たちが知らない間に様々な化学物質が含まれており、それらが身体にどのような影響を与えるかはまだ完全には解明されていません。
合成香料が含まれる製品を使用する際には、そのリスクを認識し、注意が必要です。
また、安全な代替品の選択や、香料を含まない製品の利用を検討することも大切です。
健康を守るために、合成香料の潜在的なリスクについて正確な情報を理解し、安全な選択をすることが重要なのです。
STOP香害!安全な選択のヒント
合成香料を使用する事は香害や、健康リスクの危険性がある事が分かりました。では、安全な選択をするためにはどうすればよいのでしょうか?
2-1.自然な代替品の選択方法
健康を考えるのであれば、合成香料ではなく天然由来の香りを選ぶことが重要です。
例えば病気予防や心身の健康が期待される、アロマは身体に良いとうたわれていますが、すべてが良いとは限りません。加工方法等によっては、化学物質となっているものも少なくないようです。
アロマテラピーで使用される「精油=エッセンシャルオイル」は、天然の植物から抽出した100%天然の植物性香料です。購入する際は、こういった品質の良い天然由来のオイルを選ぶことが大切です。
自然な代替品を選ぶことで、身体への負担を減らし、環境にも配慮した生活を送ることができます。
2-2.万能粉石鹸『えみな』
純石鹸99%を主原料とし、そこに抗酸化溶液という特殊酵素を使い、手間を惜しまず手作りしています。
化学物質過敏症(CS)、アレルギー、アトピーの方でも安心してご使用できます。
また、単なる粉石鹸としてだけでなく、農業、林業、水産業で使用されれば、大気中・海中の化学物質の分解、CO2削減など、環境浄化を実現できる可能性を秘めています。
1回の使用量が1〜4gとごく少量で、家庭内のあらゆる洗い物に使用できる粉石鹸です。
一般の洗剤では、合成海面活性剤で汚れを剥がし、泡で汚れを包み込み洗濯するという工程をとりますが、si・emina99の場合は、抗酸化溶液のもつ海面活性効果で汚れを剥がし、帯電防止効果で汚れの再付着を防止するので、ごく少量での洗濯が可能になり、泡立ちはさほど重要ではありません。
2-3.いきいきパック
食品保存袋の域を超えた”不思議な袋”
いきいきパックは抗酸化溶液という特殊酵素を添着して、腐敗の原因となる酸化を防ぐ、食品保存袋です。
抗酸化溶液とは?
いきいきパックは食品鮮度保持や脱臭剤のほか、さまざまな使用方法があります。
部屋の臭い、タバコ、アンモニアの臭いが気になる場合、陽の当たる窓ガラスに貼付けるとにおいが一日で消えます。
お手入れも簡単で、汚れを水で洗い、天日干しするだけで、効果も持続されます。
結論:合成香料と香害の真相: 健康に与える影響と対策法
合成香料は、我々の日常生活にあふれている香りの源ですが、その使用には潜在的な健康リスクがあります。
合成香料が放出する化学物質は、自身の体だけでなく、香害と言った形で、香りに敏感な人々やアレルギーを持つ人々にも悪影響を及ぼします。
しかし、合成香料の危険性を避ける方法もあります。
自然な代替品や商品を選択することで、健康へのリスクを最小限に抑えることができます。
・要点のまとめ
合成香料は、化学薬品過敏症、アレルギー疾患などにもつながる怖いものです。
脳や血液にまで影響を及ぼす香料にもっと意識を持つことが大切です。
自然な代替品を選ぶことで、健康リスクを回避し、環境に配慮した生活を送ることができます。
ご紹介した「えみな」「いきいきパック」は大田区池上の微生物カフェHITONAMIにて販売中です。
その他にも「抗酸化グッズ」「自家製発酵調味料」の物販もございます。
ぜひ一度お店に足を運んで見てください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!