法人登記をオンラインでやってみた
相山です。
会社を設立するために最初にしなければならないことがあります。私は初めての経験だったので知らなかったのですが、ものすごく大ざっぱにいえば次のようなことが必要でした。
◯定款の作成
◯出資の履行
◯登記
この作業を担当してくれたのは楢﨑さん。めちゃくちゃがんばってくれました。代表社員の3人は離れているため、話し合いや書類の確認はオンラインで行います。事業の目的とかの大事なことはZoomで話をし、細かなことはSNSでその都度確認して進めていきました。いい時代になりました。
オンラインでの登記に挑戦することに
定款の作成と出資の履行は比較的スムーズに進みましたが、問題は登記です。別々の場所にいる3人が代表社員で、全員が定款に署名する必要があります。Aが署名して郵送でBに送り、Bが署名して郵送でCに送り・・・というのはできれば避けたかったですし、せっかく今の時代に手続きをするならオンラインで登記してみようということになりました。署名は電子署名です。その方が費用も安く済みますし。
マイナンバーカードがない!
いろいろ調べていると、電子署名にはマイナンバーカードが必要だと分かりました。そしてその時に衝撃の事実が発覚しました。1名がマイナンバーカードを持っていなかったんです(名前は伏せます)。さらについ最近までマイナンバーカードを使っていた1名がどうやら紛失してしまったということも分かりました(名前は伏せます)。マイナンバーカードありは1名のみ。1名は再発行の手続きが必要。1名は今から申請作業。なかなか愉快なスタートとなりました。
それぞれの手続きが順調に進んで3名のマイナンバーカードが揃い、いよいよ手続きが始められるというタイミングで、今度はICカードリーダーも必要だと分かりました。1名は持っているが2名は持っていない。2名は慌てて買いに行きました。電子署名のスタート地点に立つまでにもいろいろ起こります。
電子署名の作業はちょっとややこしい、しかも手順の情報も少ない
そしていざ電子署名の作業をする段階になると、今度はその作業がうまく進んでいきません。ネットで検索しても作業の進め方の情報がなかなか出てきません。合同会社で、代表社員が複数で、順番に電子署名を進めていくというケースがそんなに多くないのかもしれません。今後同じような作業で困った人がいれば、この作業の担当者の楢﨑さんがアドバイスしてくれるので、ご相談ください。
無事設立!
いろいろありつつも無事に申請が受理され、なんとか2024年10月22日に合同会社ひともじを設立することができました!かなり簡単に書いていますが、担当の楢﨑さんはかなり苦労したはずです。そのうち本人からどんな苦労があったかの記事がアップされるかもしれませんので、そちらをお楽しみに。
次は銀行口座
次の作業は、会社の銀行口座を作ること。担当はわたくし相山です。登記ほどややこしくはないと思いますが、記事にできるようなことがあったら書いていくことにします。ということで、合同会社ひともじをよろしくお願いします!