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セミに学ぶ人生の勝負時 #67

夏。 

今は空いっぱいに聞こえる蝉の大合唱も徐々に小さくなると秋の訪れを感じさせます。

今回は高橋晋平さんのVoicyから。

よく蝉の一生って長い間土の中に潜っていて、ひと夏だけ土の外の世界で鳴いて命を落とす。

そのひと夏って儚いな、と言われることがあります。

子供の大好きな歌、はらぺこカマキリでもカマキリは蝉に同情して食べるのをやめます。

でもでも僕は知っている
土の中で、何年も
ずっとじっと待っている
たったひと夏歌うため
あー、やっぱりセミさん食べられない

はらぺこカマキリ 作詞カマキリ先生(香川照之)

たったひと夏しか歌えない、ということは虚しいのでしょうか?

そんな事は無い。
人生の勝負時って、そう何回も来るわけではない。

それをじっとじっと待つと言う過程自体を楽しめば良いのではないか。

そしてその過程を経て、
ココ一番の勝負時、蝉にとっては子孫を残すこと、それをクライマックスにひと夏を終え、散っていくのも悪くない。

高橋晋平さんVoicyのキャプションより

蝉の話だから役目を終えて散ることを前提に書いてしまっていますが、、
その時のためにじっとじっと力を蓄える、、、。

そんなふうに思うと、結果にこだわることでなく、待つことの大切さを蝉が教えてくれるような気がします。

まだまだ暑いですが熱中症に気をつけて残りの夏を楽しんでいきましょう。

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