人を人として見ないことの愚#43
またまたチャレンジングなタイトルです。
人を人として見ない人って、しばしばいるね、という話題です。
わかりやすい例で言えば、サービス業でサーブしてくれた人への態度。
横柄な態度で接している人が、意中の人だったら、100年の恋も冷めるかもしれません。
今回はそんなことを考えてみました。
肩書きや有名でない人を軽んじること
今回テーマのきっかけは、私の大好きなVoicyのパーソナリティーNさんがご夫婦でテレビ番組の収録に行った際、
超有名人のご主人に対し、妻であるNさんの扱いがあまりにも扱いがぞんざいであったと。
そのことに大変凹んでおられてVoicyも実質お休みされていました。
私はつまらない人たちに大好きな人を傷つけられていることが悔しくて悲しくて、口幅ったいと思いながらも思わずVoicyコメント欄にコメントをしました。
コメントは承認され、ご本人いいねをいただいたので的外れではなかったのかなと考えています。
人を値踏みし見下す人たち
ちょうど時同じくしてVoicyでファッションインフルエンサーのMBさんも、人を人として見ない人について話題にされていました。
ここで意外だったのが、MBさんはホリエモンと仲が良いそうなのですが、
ホリエモンと言えば、歯に衣着せぬ物言いから横柄なイメージを持っていましたが、MBさんのアルバイトスタッフの人に対しても、とても丁寧で気さくに接してくれると言うことでした。
こんな話を聞くとホリエモンのイメージが思いっきり変わりますね(^ω^)
どんなに偉くてもどんな人に対しても人として尊重して接するって素敵だし、人となりが現れますね。
そしてもう一つの事例です。
MBさんは学生時代、ハイブランドの高級洋品店でバイトをしていてその後、エロビデオ店でのバイトをしていたそうです。
そのエロビデオ店に偶然高級洋品店の時のお客さんが来たわけですね。
そのときの態度ときたら、高級洋服店のときに接客していたMBさんへの態度とは全く違って、
人を人として見ていないような態度だったとのこと。
ここでMBさんが言っていたのは、
人間は社会性の動物。
それゆえ「人として」つまり素の状態で完全にフラットに他者と付き合うことは難しいかもしれない。
それでも視座を高く持っている人はすべての人に対してフラットに接する。そういう人が人として美しい、そんな話をMBさんは話しておられました。
私もそんなことがあった
MBさんの話を聞いて、私も似たようなことがありました。
私がまだ20代の頃、仕事の付き合いでキャバクラに行ったことがありました爆
女性社員をキャバクラに連れて行くなんて今なら完全にアウトなんですが、私も若かったし、その時はノリでという感じでした。
その時、テーブルについた女の子の私に対して発した言葉や表情が忘れられません。
「お姉さんは、私たちのこと見下しているんでしょ?」と。
どきっとしました、、。
決してそんなことは、、なかったつもりなんですが、どこかでそう思っていたところがあったのがバレていたかもしれないですね。向こうはプロですから、、。
命に対して丁寧に向き合う
少し話が飛躍しすぎと思われるかもしれませんが、人との接し方は、命に対する向き合い方も関係すると思っています。
私は出産のときに保健所で保健師さんから言われた言葉が印象に残っています。
「この世にポン、と生まれた人間なんて、1人もいない。世の中におへそがない人間は1人もいないでしょう?
おへそはお母さんとつながっていた証拠なんです。命に対して丁寧に向き合いましょうね。」
そのときから私はあらゆる人への見方が変わりました。
他人を軽んじることは、他人の命を軽んじるということ。そう思うと、人を人として見ないというのは愚かなことなのだ、と思いました。
やまゆり園事件や若者によるホームレス襲撃事件も弱い人間がさらに弱い人間を人として見ないことから起こった悲劇だとある専門家は言います。
人を人として見ないというのは人間のある種の弱さなんですね。
偉い偉くないなんて流動的
こちらも好き嫌いが分かれますが、論破王と言われているひろゆきさんは、人と話す時は基本、誰とでも敬語。
理由は偉い偉くないなんて流動的だから。
今までタメ語を使ってきた人が偉くなったら急に敬語なんておかしいですよね?
偉い偉くないなんて流動的だからとりあえず敬う
私はこの考え方がすごく好きです。
MBさんをエロビデオ屋で人として見なかったお客さんも、その後MBさんが日本を代表するファッションインフルエンサーになったことを知れば、態度を変えることでしょう。
しかしMBさんは、一度自分に対してそのような態度をとった人に対してMBさんも等身大に接することはないと思うのです。
まとめ
偉い偉くない、有名有名じゃないなんてすでに誰かが評価した軸であり、自分の物差しではない。
視座が高い人はどんな人も尊重し、値踏みという意味ではなく、純粋な好奇心を持つ。
コテンラジオの深井龍之介さんも、歴史的に見て人を見下す人がうまくいった事例はほとんどないとのことです。
今は封建制の世の中でないのだから、偉い偉くないなんてさらに流動的なのです。
弱さゆえ他人を尊重せず、ぞんざいに扱う。
しかしそれは自分の品位を下げ、最悪の場合は悲劇を巻き起こす。とても恐ろしいことだと思います。
話がとっ散らかっているところがあるかもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました。