私がブルガリアに来た理由
「海外に行く」
「海外で仕事をする」と決めた時
選択肢はたくさんある中で(滞在ビザ云々は別として)
「なんでブルガリアにしたの?」
とよく尋ねられます。
これ、私も最初は思いました。なんでブルガリア?って。笑
私は、エステやリラクゼーションと表現される施術と、
その運営施設のコンサルティングをメインに仕事をしています。
ブルガリアへ行くことになったのは、簡潔に言ってしまうと
“仕事と決断のタイミングが合ったから“だと思います。
きっかけは、
フランスのパリで活動していた際に
個人で訪問エステをしていた時の顧客様であった
マダムの一言でした。
“ブルガリアでの仕事に興味ある?“
という突然の連絡。
その時私の頭に浮かんだのは、
「なんでブルガリア?」でした。
それまで私には、ブルガリアといえば
明治ブルガリアヨーグルトくらいしか思いつかなかったからです。
その当時、私は個人事業主として日本を拠点に活動していました。
割と大掛かりなスパの内部コンサルティングを担当させてもらって
もう少しで1年が経過するというところでした。
担当し始めた頃
内部崩壊に近いような状況で、
人も仕事も売り上げも安定していなかった現場は
現場スタッフの方々、関係して下さった方々の支えのおかげで
スタッフの定着率、仕事の質が上がり、店舗の基盤が安定。
売り上げももう一歩先のステップに進めるというところでした。
スタッフの意欲もあり、
良い雰囲気になってきたことを嬉しく感じたのと同時に
もうここから先は、現場の皆で十分やっていける
自分がいなくても大丈夫なんじゃないかと感じるようになりました。
今思えば、状況を改善したい一心で
なりふり構わず、がむしゃらに打ち込んでいたので、
ちょっとしたバーンアウト状態にあったのかもしれません。
そこを今後も担当し続けるという選択肢が
自分の中でだんだんと薄くなっていき、
次はどういう挑戦をしようかという考えを持つようになっていました。
そんな時に突如連絡が入ったブルガリアの件。
どんなところかわからないので謎に包まれているけれど、
こんなお誘い2度と来ないから(特にブルガリアで働くなんて)
「訪れたことがない国ですが、興味があるのでやってみたいです」
と即決しました。
もちろんその即決の背景には、
その方への信用があったからこそだと感じています。
私は元々お客様から別のお客様へ施術をご紹介いただくケースが多く、
担当させていただくお客様同士が親しい間柄であることがよくあります。
ですので、このマダムの場合も同様で、
マダムご自身はもちろん、
マダムを紹介してくださった方も含めての信用度が
私の中でとても高かったということも
決定するにあたり大きく影響したと思います。
あとは、
万が一、話が無しになっても割り切ろう
という気持ちも心のどこかで持っていました。
そんなこんなで、
元々、縁もゆかりもないブルガリアに
仕事で行くことが決まりました。
実際に来てみて感じた
ブルガリアという国と、
エステ・スパ施設との融合性や可能性についても
また別の機会に書きたいと思います😊