シアターゲーム

今は辞めてしまったけど、今の在り方を作っているのは

間違いなく芝居をやって得たことが元になっています。

知りたい答えを探すために選んだ道具が芝居だったように思う。

台本の言葉やその中の人達が考えてることを考えて

その人を表現するにはどうしたらいいのかといっぱい考えたから

考えるってどういう事かがわかったし、人が考えるのはなぜかもわかった。

だからひとりで考えた時間はとても貴重で大切に思っています。

しかしいっぱいいっぱい考えてもわからなかったことが

一度のシアターゲームで雷が落ちたみたいに理解したことがありました。

そのシアターゲームはエアー大縄跳びでした。

その時の参加人数は20人くらい。

まず本当は無いなずの縄を全員が有ると思います。

2人が縄を回す動作を始めます。

すると、あら不思議、本当に縄が見えてくるんです。

一人ずつ入って抜けて入って抜けて、

縄に引っかかった人がいたら、みんなからツッコミが入ります。

全員、その縄がたしかに見えているんです。

全員が飛べたら今度は全員が縄の中に入れるまで飛び続けます。

みんなで無いなずの縄が同じ動きしているのを確かに感じながら

次に入ってくる人の邪魔にならないように気をつけながら

全員で縄に入って揃えて飛べたら、はい終了!

言葉とにらめっこしていた時間なんかより

考えすぎて意味が分からなくなっていた時間より

みんなでやったエアー大縄跳びで、全てを理解したのでありました。

みんなで創ってる世界ってやつは

みんなで見てる縄一本の夢なのであります。

(あくまでも個人の意見です。)