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ブルネロクチネリが確立した地域密着型の「人間主義的経営」

ファッションスタイリストの長友妙子さんのファッションコンサルでした。
向かった先は、
銀座の1丁目にある『ブルネロクチネリ』。
百貨店では、サクッと入れるけれど、路面店は敷居が高い。

「世界で一番美しい会社」と称されるブルネロクチネリ。

ソロメオ村に本拠地を移し、中世の古城と集落を修復して工場を構えた。
クチネリ氏が追い求めてきたのは、「働く者の尊厳」を何よりも尊重した。利益を追求するだけじゃなく、働く人たちの労働意欲を高めて、
職人技を磨き、それが結果的にブランドの発展した。

地元の高度な職人技を次世代へ受け継いでいくために、ソロメオ職人学校を開校したり、なによりも職人さんたちを大切にしている。

路面店で、私が試着した165万円のニットは、
職人さんたちの一つ一つ手作業で作ったあたたかさや、想いがずっしりと感じました。

洗練されたデザイン、流行に左右されることなく、長く愛されるものづくり。
袖を通した時のふわっとした心地よさや、糸一本一本に光沢感があり、包み込まれる感覚。

村に住む職人さんが会社を応援し、 
会社も職人さんたちを尊重することによって、会社がどんどん成長していく。

ブルネロクチネリが確立した地域密着型の「人間主義的経営」

私が今後やっていく、『古民家ビジネス』で、
ブルネロクチネリのような社会を作りたい。


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