四畳半神話大系

立命館大学へ四畳半神話大系の演劇を見に行った。
私のイメージする明石さんに比べ、
月光斜の明石さんがやや元気すぎな印象はあったけども、これもまた1つの明石さんの形なのかもしれない。ハキハキと感情豊かな方だった。

小津は実在したかと錯覚するような「怪演」ぶりであったし、ジョニーと私の掛け合いのテンポのよさ、モリミーワールドに引き込まれる舞台装置に照明、音響どれも筆舌に尽くし難かった。ので、書くことはできない。好きな本の他人の解釈を垣間見たようで楽しかった。明日京大で四畳半の感想会?が行われるけども行けない私の心を満たしてくれた。

しかし大学2年になってみると「私」は紛れもなく私であり、一つ一つの言葉があまりにも刺さる。
私はもっと輝かしい人生を歩んでいるはずではなかったか??
すべての大学生は四畳半神話大系を読むべきである。
そしてどっしりと重たい腰を四畳半へ据え付け無意味な大学生活を有意義に過ごすべきである!!

サークルを転々とし、演劇の道も通った私にはいささか眩しいスタッフさんたちであった。彼らの大学生活は有意義に違いない。その輝かしいスポットライトの中をひた走ってほしい。私は観客に徹したい。

帰りはあいにくの雨で夜風が冷たかったが「さみしがりやさんめ」と言ってくれる人は傍らにはいなかった。
責任者はどこか。



本当に楽しかったのでぜひお時間ある方行ってみてください!!
月光斜の皆様、楽しい時間をありがとうございました!

#森見登美彦
#四畳半神話大系
#ツキタタミ

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ナガサワ ヒトミ
学生ですので生活費だったり、小説の自費出版費用に回されます。