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いつだってわたしは、エッセイストに恋焦がれていた

こんにちは、hitomiです。いかがお過ごしでしょうか?

誰かのnoteの文章を見ると、「こうやって考えや想いをきちんと言葉にできるのってすごいなあ」なんて思い、どれどれ自分は・・・と自分のnoteに戻ってきては、「あれ、わたしもわりに良い文章書いているぞ」なんて自画自賛したりして。書くことがやっぱり好きだなあ、と思うのです。

 今日はエッセイについて。

 毎年、1年の初めに、「現在のわたし」と「未来のわたし」を書く、というようなことをやっています。

方法としては簡単で、見開きでノートを広げて、左のページの上部に「現在のわたし」と書き込む。そして左ページの真ん中に、現在の自分のイラストを書くんです。お気に入りの服、今の髪型、お気に入りのジュエリー。その自分のイラストの周りに、現在の事実を書いていきます。どこに住んでいて、どんな仕事をしていて、どんなことを大切に思っていて、なにが好きで、どんなことに時間をつかっているか、普段、何を感じているか。などなど。


 で、その隣、右側のページには、上部に「未来のわたし」と大きく書いて、ページの真ん中に同じように自分のイラストを描くんです。でも、今度は「なりたい姿」の自分を描く。これが面白い。どんな服を着ているか、どんな髪型か、どんなメイクで、どんなジュエリーを身につけているか。そんな理想の自分を描いていく。なんだか幼少期にお姫様のイラストを毎日飽きずに延々と描いていたあの頃の感覚を思い出して、とてもわくわく描き進められます。わたしだけなのかな。お気に入りの時間。

 そして、その未来のわたし像のまわりに、どこに住んでいて、どんなお仕事をしていて、どんな暮らしで、何を大切に思っているのか、そんなことを書き込んでいきます。ぜひやってみてください。面白い発見があります。ぼんやりと思い描いていたものも、書いてみるとリアルに感じられて、「あれ、これってもう実践できるんじゃない?」なんてものが見つかったり。


 そんなことを毎年やっていて、そして毎年変わらずに「未来のわたし」の欄に書いていることがいくつかあり、そのうちの一つが「エッセイスト」という言葉。文章もろくに書いてこなかった去年なのに、毎年必ず、自分の事業のあれこれとは別で、「エッセイスト」としっかりと書き込んでいる。

 ふむ。毎年出てくる「エッセイスト」というワード。それなら書き始めて、しばらく経ったらエッセイスト、を名乗ってしまおう、とふと思い立ちました。


 文章を書くのはとても大変。内省持ち(深く考える思考癖がつよい)で、とことん自分に潜ってしまうので、永遠に書き続けられてしまうだけにまとめるのに苦労する。

でも、文章を自由に書くのはとても好きな時間で、自分とゆっくりおしゃべりするような時間は、新しい気づきも得られる特別な時間。ある種の瞑想のよう。そんな心地よい時間がわたしはとても好きで、さらには自分の文章を読み返すことも好きで、だからそういったことが、心地よくできている人生がいい。

そんな想いの現れとして、未来のわたしイラストの横に、ちょこんと「エッセイスト」と書き込んでいるのかも、なんて思いました。


 面白いのは、毎年年始にこの「現在のわたし」と「未来のわたし」を描いていると、年の途中ではそんなことすっかり忘れてしまっていたりするのに、1年経って見返すと、案外知らず知らずのうちに書いたことがぽこぽこと叶っていたりするんです。これがすごく面白い。アンテナが実は気づかないところで(潜在意識下で)ちゃんと立っている証拠。カラーバス効果のようなものだと私は捉えています。


 去年でいうと、「未来のわたし」のイラストで着せていたチャイナ風のワンピースは、なんと偶然、イラストと同じようなデザインのヴィンテージワンピースに出会い、そのお洋服をお迎えすることができました。ページを振り返ってびっくり。この服、私持ってる、、

書いたことは、きっと無意識のうちに頭のどこかに残っていて、巡り会えたときに不意にキャッチできるのかもしれない。


 そして、「未来のわたし」を書くことのもう一つの副産物は、「なりたい」を今日からはじめられる、ということ。「なりたい姿」に書き込んだものをじっくり見ていくと、「あれ?これって、今日からでも、はじめられるよね」というものもあったりするんです。それを、今日すこし、実践してみる。そんなことの積み重ねで、未来は夢物語で終わらず、現実のものとなっていくんだろうな、と思うんです。


と、いうことで。毎年、未来のわたしのページに「エッセイスト」と、書き込んでいるなら、よし、今日未来をはじめよう、と思い立って、今これを書いています。人生、いったもん勝ち、やったもん勝ち。やりたいことに、誰かの許可なんていらない。


未来を、今日から、はじめてみる。

みなさま良い1日を。

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