(ハル)
1996年公開の映画。深津絵里さん、内野聖陽さん主演。
パソコン通信で知り合い、仲を深めていくお話。
スマホばかりか携帯もない時代なので、二人の交流も、二人の生活自体もゆっくり進んでいるように感じられた。
ガソリンスタンドで、ほし(深津さん)がコーヒーを飲んで待ってる様子とか、ハル(内野さん)が駅やグラウンドでぼーっと立ってる様子とかが、なんか素敵だと思った。ハルの勤め先のデスクにもパソコンが一台も無くて、手書きで日誌みたいなものを書いていた。
昔のほうがいいと言いたいわけではなく、時の感じ方が今よりもだいぶゆっくりだったんじゃないかな、と素直に思った。
あと、二人がお互いに送り合うメールの文章が好きだった。話し言葉というよりは、小説の言葉みたいな感じだった。
そして、深津絵里さんがとてもかわいい。
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