(仮題)ヒーロー 後編
「勝くん、今日はよく頑張ったね!学校にも行けたし、勲くんとも仲良くできた。」
「スターレッド、おれ・・いや、ぼく本当はダメなんだ。
学校も行きたくないんだ・・・。」
「毎日、つらい戦いをしているのかい?」
「うん・・・学校行かなくてもスターメイツになれるかなあ。」
「もちろんさ、君は僕の友達だから。いっしょに地球を守ろう!」
「やったあ!」
スターレッドは60キロほどの勝を軽々と持ち上げた。
ヒーローだから当然なのだ。
「うわあい、ありがとう!」
勝がはしゃいでいると突然、