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メガネやコンタクトレンズなどをしても、
視力が1.0未満の状態を
”弱視”といいます。

視力は年齢とともに出来上がっていきます。

赤ちゃんのときはぼんやりと、
そして成長の段階で
いろいろなものを見ることによって
網膜に刺激を与えることで
1.0以上まで発達していきます。

もし成長の段階に何らかの影響により、
視力の発達が妨げられると
弱視になってしまいます。

原因は遺伝
と思っている人もいるようですが、
弱視と遺伝との因果関係はわかっていません。

遺伝よりも、
成長段階において
何らかの障害があって
視力の成長が妨げられているのが
原因です。

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弱視につながること
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▶︎遠視や乱視
 近くも遠くもぼんやり見えにくい状態。

▶︎斜視
 視線が正しく見る方向に向かっていない。
 片目が違った方向を向いているなど。

子どもは、その見え方が普通と思うので、
自分で気づくことができません。

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弱視の4タイプ
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▶︎不同視 弱視
 右眼と左眼の屈折の差が大きいため、
 見やすいほうの眼を使い、
 見にくいほうの眼を使わないことが原因

▶︎斜視 弱視 
 斜視が原因
 斜視になっている眼では
 眼の中心部にまっすぐ光が入らず、
 視力が育たない

▶︎屈折異常 弱視
 高度の遠視、乱視、近視が原因
 網膜にピントをあわせられず
 ぼやけた状態でしか見えないので、
 視力が発達しない

▶︎形態覚遮断 弱視
 白内障や眼窩下垂などの原因により
 眼に光が届かないことが原因
 まずはその原因と取り除くことが大切

これらのことが発達時期に起こることで
弱視につながります。

それぞれ治療法もあるので、
専門医に早めに相談しましょう。

日本は、世界的に見ても
視力低下が進んでいます!

子どもからの眼の健康意識が
より高まりますように…


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