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【ファッションとスピリチュアル】私がファッションセラピーを始めるきっかけとなった体験をここに綴ります。

こんにちは。私は現在、49歳。東欧ジョージアのトビリシに住んでいます。ヨーロッパのヴィンテージインテリアに囲まれたアパートの中でこのレターを書いています。

私は19歳で初めてファッションの仕事に就きます。高校生の時からの夢だったスタイリストの仕事をアシスタントからスタート。アシスタント時代は全くのノーギャラ。 実家暮らしだったので、月3万円のお小遣いをもらってスタイリストの先生について学びました。 学んだと言っても、手取り足取り教えてくれる訳ではありません。全て、自分で技を「盗む」広告、展示場のインテリア、物撮りから、ファッションショー、テーマパークのコスチュームなど、厳しい先生について、あらゆる仕事を経験させて頂きました。

3年間のアシスタント時代を経て、フリーに転身。CMやヘアーショーの衣装を担当、雑誌や広告のスタイリングを手掛ける活動をしていました。その後、趣味でバンドを始め、それがきっかけで音楽業界に入り、今度は、新人アーティストの発掘部署に配属され、スカウトマンの仕事を4年。とても、華やかな仕事でした。そして、契約満期と共に、音楽関係で知り合った男性と結婚。30歳からホームページや紙媒体のデザイン関連の仕事をやるようになりました。


幸せだった結婚生活も、4年でピリオド。 離婚をきっかけに、35年間住んでいた広島を出て、横浜へ一人で転身します。 環境の違いと色々なショックから、PMSで悩まされるようになり、どうしてもポジティブな気持ちになれない数年間。苦しさから抜け出したいばかりに、精神世界に興味を持ち、あらゆる本を読み、スピリチュアルの世界にのめり込みました。この時、36歳。元々、霊感が強く、ある霊能者との出会いで、私の霊的な能力は一気に開き、見えない世界のものと繋がる事を経験しました。自分のどんどん大きくなる霊的エネルギーを、自分で扱うことが出来ず、ネガティブな存在の恐怖を経験し、以降、完全に封印。


その後は、自分を良い波動に保つようにと、ホメオパシーの力を借りてオーラを修復。物質であるアロマとフラワーエッセンスを生活に取り入れて元気になって行きました。

お花が好きな私は、お花のエネルギーを扱うフラワーエッセンスに特に興味を持ち、実践しながらスクールで学び、フラワーエッセンスを使ったセラピーサロンをオープン。セラピストとして女性が本来の自分を生きる為に、サポートをして来ました。初めはお子様の悩みでいらっしゃった方も、通われるうちにご自身の本当の生き方を見つけ、本来の姿に導かれた方もいらっしゃいました。


その後、自身のサロンのホームページやパンフレット、DM、パッケージデザインを手掛けていたことから、デザインの依頼が増えて行きました。フォトグラファーの妹のフリー転身と共にスタイリスト兼、プロデューサーとしての依頼が来るようになり、妹と二人で写真館をオープンさせます。この時、私は42歳。


当時は珍しかったヴィンテージドレスやドライフラワーを使ったウェディングを提案し、独自の世界観を作り続け、固定ファンを掴むも、様々な理由により3年半でクローズ。
その後、高度異形成が発覚し、医師には「癌に進行する為、手術しかないと」入院を勧められます。ある、アーユルベーダ料理研究家の方とのご縁により、私は入院&手術をキャンセルして、アーユルヴェーダ治療を受けにインドへ発ちます。南インドで3週間の治療と日本でも投薬とヴィーガン生活で癌を完治。自然療法で病を克服しました。


この時の、極度の食事制限と、プライベート、仕事と、経済的にも一気に全てを失った事で鬱病に。更年期障害もあったのか、大好きだった洋服も選べなかった時もありました。私はどんな仕事をしていても、ファッションだけは大好きで、自分のファッションに拘りがあり、自他共に認めるセンスを持っていました。家にいる時でさえもコーディネートを考え、スリッパに履き替える場所へ行った時でも、自分の着ている洋服とスリッパの色を気にする程です。そんな自分が、着たい洋服を選べなかった。


「白しか着たくない」と、ずっと全身白を着ていた時もありました。食べ物もしっかり食べるようになり段々、元気になるにつれて優しいカラーから、服を選んでいきました。自分が選ぶ色や洋服の形で、自分の精神状態が分かってきました。色が与えてくれる影響は大きく、色に慣れていくうちに、色のエネルギーをもらって生活するようになって行きました。


この頃、私は45歳。ある瞑想の先生と出会い、バリ島に瞑想修行に2ヶ月、ウブドの山奥で一人暮らしを始めます。神々の国、バリ島のしかもスピリチュアルな村、ウブド。能力の高い、先生と一緒にいる事で、エネルギーが同調し、封印していた能力は嫌でも開いていきました。


植物と会話ができたり、数ヶ月前に亡くなってしまった会いたかった方とコンタクトが出来たのは良い経験でしたが、一緒にネガティブなものもどうしても拾ってしまい、吐き出すのに苦しく、肉体がついて行かない。バリでの修行は辛く苦しいものでしたが、日本の偉大なアーユルヴェーダ医師の霊的治療によって、必要な時にだけ必要なメッセージを受け取る能力だけが残りました。


それからの数年は、日本でアパレル販売、バイヤー、スタイリスト、プロデュースなど、色々なファッションに関わる仕事をしてきました。私はこの1年間で3,000人以上の方のスタイリングをしてきました。その中で、日々感じていた事は、ファッションは人に元気を与えるということ。今このコロナウィルスで恐怖に侵されている日々にも、明るいファッションを求め、気分を高めたい思いの人が多いことを実感したんです。


私はずっと、この自分の”感覚”と言うもので幸せを感じたことがなかったから、封じ込めてました。それに、ファッションとセラピーの融合がどうもお洒落なイメージがつかなかった(笑)でもね。この旅をスタートしてから、私のオリジナルってものを突き詰めて、とことん考えました。 自分が好きな事って何?自分らしいって何?をずーっと追求して行きました。私は何をしていたら幸せなんだろう。何度も問いかけて、たどり着いた答えはシンプルです。


それは、ファッションとスピリチュアルの融合。
洋服の気持ちを感じ取る。
私にしか出来ない事。それが ”オリジナル”


ファッションセンスとスピリチュアルな感覚、そして強力なサポートを持っているのが、私のオリジナルという事を自分で受け入れました。


私のファッションセラピーは、見えるものと感じるものとの二つを使ったカウンセリング。私の独自のメソッドです。お客様の悩みを聞いて、ファッションで処方します。セラピーで使う道具がフラワーエッセンスから洋服に変わっただけ。10年を経て今、更に私には沢山の経験と、成功体験と、症例があります。


今、またスタートする時期に来ました。


私はファッションセラピーで、あなたが自分らしく生きるサポートをいたします。

新しい扉を開きたい方へ。

このレターが届けば幸いです。


野崎仁美オフィシャルウェブサイト
https://hitominozaki14.wixsite.com/fashion

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