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先輩から学ぶ機会
今週はまた学部1年生を連れて、各開発現場や建設現場に行っていました。キャンベラ(に限らずオーストラリアの主要都市)はまだまだ新しい住宅地が作られ、建設ブームが続いていますので、見学する現場はたくさんあります。
ランドスケープや建築の学生にフォーカスして引率したのがGinninderry という首都特別地区とNSW州を跨いで開発されている地区です。開発期間は30-40年という規模です。ここでは私の教え子(都市計画専門)が働いていて、彼女とも話ができました。
まずは、ランドスケープ担当のマネージャーに開発全体の説明を聞きます。ここは特にエネルギー効率を重視して開発しているので、ランドスケープもとても吟味されていますし、植物用用水の灌漑など、勉強する事が多いです。そして、アボリジニコミュニティとも協働して、文化的な資産も残して開発しています。
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説明の後は、外に出て実際どう街区に反映されたかを見ます。
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雲行きが怪しくなってきました、笑。
新しい地区でも、緑の量(Green Density)を十分考慮するのがオーストラリアの都市計画です。コミュニティとも繰り返し議論を行います。住民たちは子どもたちが安心して遊べるところがあるかがトッププライオリティです。
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このあと、やはり雨に降られました。
そして、建設マネジメントとInterior Architectureの学生を主に引率したのが、新しい商業施設、Deakin Oneの建設現場です (内部は撮影禁止でした)。ここでは、卒業生がプロジェクトマネージャー(いわゆる現場監督)で、彼のチームのメンバーも卒業生及び在校生で、先輩から後輩に教えて頂くという嬉しい偶然が起きました。先輩たちも、たくさん学んで欲しいと言って、本当に色々と見せて説明してくださって、ありがたい限りです。
どこに行っても教え子や卒業生が暖かく迎えてくれるのは本当に嬉しいですし、今の学生にとっても目標ができるので、良い学びの機会となりました。