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輪廻転生七回説への考察、ツキさんにココシャネルが降臨した日
日曜日の昼下がり。ベルギーは相変わらずソフトロックダウンの中、天気が良い週末は散歩くらいしかする事がない。
ダンサーのツキさんと太陽を目掛けて散歩に出た。あーだこーだ喋りながら、わたしの恋愛相談になる。
ヒトミ 「いや〜なんか彼、おっきい赤ちゃんみたいなんです……でもわたし、いつもそんな人ばっかり好きになってしまうんですよ。」
ツキ 「男なんてみんな子供なんですよ、それが分かってたら、怖いもんなんてないですよ。」
ヒトミ 「むむむ。。。そのセリフ、聞き覚えが……わたし、最近ココシャネルについて調べてて、彼女の名言も読んだりしたんですけど、ツキさんシャネルと同じこと言ってる……もしかして今シャネル降臨させました?」
ちなみにツキさんはゲイで、歯に衣きせず、いつも的を得た返答をズバズバと言ってくれる彼に、わたしは多大な信頼を寄せている。
同日夜、電話で。
ヒトミ 「今日の降臨やばかったですね。わたしツキさんて、前世フランスで生まれて、シャネルの親友とかだったんじゃないかと思ったんですよ。」
ツキ 「え、シャネルんちの掃除のおばさんとかじゃなくて?」
ヒトミ 「笑 おばさんはやめて笑」
ツキ 「まぁ恋愛話に戻りますが、いろいろあるにせよ、とにかく女性は赤いリップ塗っときゃ良いんですよ!」
ヒトミ 「………ツキさん、まって、それもシャネルが言ってた、、、おまえ、むしろシャネルだな?!」
ココシャネルは1971年に他界しているため、80年代生まれのツキさんが前世シャネル説は一応成立する。というかもとは“シャネルの周辺の人”説だけど。
わたしは、輪廻転生七回説(人は七回生まれ変わる)というのをうっすら信じていて、たとえば、子供でも妙に大人びている考えを持つ子がいたりすると、この子はもう五回くらい生まれ変わってきてるんだろうかと思ったりする。
スティーブジョブズやウォルトディズニーはきっと七回目の人生をまっとうしたタイプの人で、美輪明宏さんも七回目の人なんだろうと思う。そしてツキさんも七回目の人だとよく思う節があるので、わたしは彼のことをたまに“七年生”と呼んでいる。
魂の年齢があるとしたら、七回生きたら、だいたい300年くらいは生きていることになる。
(昔の寿命は短かったとして)
で、ツキさんが、
「三回目くらいの時に、お金は(次の世代に)持っていけない、という事を学んだ。」
と冗談まじりで言っていた。
因みにシャネルの名言は以下。
「男がみんな子どもだって解ってるなら、あなたはあらゆる事に精通しているわ。」
As long as you know man like children,
You know everything!
「悲しんでる暇があれば、リップスティックを塗って街へ出なさい。」
If you’re sad, add more lipstick and attack.
という、乙女座で満月があった翌日の
スピリチュアル二人組の、わりとどうでもいい会話。