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今日着る服への考察、無意識のコミュニケーションと意思表明

突然ですけど、今日着る服どうやって選びました?
自分がシュッと見えるシェイプとか、肌の色に映えるプリントとか生地の色を選びます。みたいな自分を良く魅せるための方法を重視する人もいれば、(大多数が自分魅せが基準な気がするけど)
環境問題を考えて、オーガニックな素材を着るようにしています。というサステナブル思考な人もいるだろうし。
スティーブ・ジョブズのように、毎朝の時短の為に同じシャツとジーンズが7着あります。という効率優先タイプや、
このデザイナーのものづくりの姿勢にこころを打たれたので、彼/彼女の作る服で身を包みたい。
とかとか。

何気なく選んだ洋服は、自分の身体の八割以上を覆っている。(季節と地域にもよるけど。)
着ている人がそんなに意識していなくても、周りに勝手にそのひととなりをプレゼンテーションし、自分をとりまく周りの世界と知らず知らずにコミュニケーションしている。
喋らなくても、服が語っていること(服が発信している情報)はたくさんあって、間違った使い方をすると、自分というひとを誤解されてしまうかもしれない。

たとえば、無意識にリアルファーを着ているのと、意思を持ってそれを着る/着ないを選んだ人の態度は違う。

何気なく着ているその素材は環境を汚す後押しをしているかもしれない。

意味を知らずに着ているその“Quote T-shirts” 日本語ではメッセージTシャツ?かな。
実は、差別用語とか、Swear word (相手を罵る汚い言葉)とか、とんでもないことが書いてあるかもしれない。

余談だけど昔、Cool guy (カッコいいやつ)という英語を日本語で、冷奴(ひややっこ)って訳されてたプリントTシャツを見て、これはすごく着てみたいと思った。


なりたい自分になるために選んだその服が、本当に自分の発信したいコンセプトと合致しているんだろうか。
ファッションは物言わぬコミュニケーションツールだからこそ、慎重に自分の指針と擦り合わせる必要がある。(かと言って毎回いちいち説明するのは言い訳くさくて美学ではない。でも真に好きなものについて2時間くらい熱く語れるのはカッコいい。)

先日考察したサプールの清々しい哲学に触れたあと、より一層その意思表明の大切さと服が担うその重要さに気がついた。

さぁ、明日は何を着よう。。。

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