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「好き」をひとつずつ積み重ねていく日々を

今までそんなに大きく興味を惹かれなかったものが、いつのまにか心を温める存在になる。
誰かの言葉や写真を通じて、好きだと思えるものが少しずつ増えていく。

「好き」をひとつずつ積み重ねる日々はなんだかとても愛しい。



“日々のときめきをエネルギーに変えて再編集する人たちが集まる惑星”
そんなコンセプトで動いてるオンラインコミュニティ「.colony」の住人さんたちと一緒にドライフラワーのワークショップに行ってきて、これがとても楽しかった。


「.colony」ではみんな思い思いのときめきをslack上でシェアし合っているのだけど、オンラインだけじゃなく「これ一緒に行きませんか・やりませんか?」の声掛けからオフラインで会うこともある。
今回も住人さんからの「ドライフラワーのワークショップが楽しすぎたから誰か一緒に行こう」の声掛けに興味を惹かれたのがきっかけとなった。


当日、ワークショップが行われた部屋にはたくさんの花や葉、木の実が溢れんばかりに飾られていて、おとぎの国の森に迷い込んだ気持ちになる。先生に写真撮ってもいいですかと聞くと快諾していただいた。こんなかわいい部屋すてきすぎる…と感動しながらみんなで写真をぱしゃり。

ワークショップではキャンドル、キャンドルホルダー、スワッグ、アロマプレート、リース、テラリウムなどいろんな種類の中から作りたいものを選べて、どれにしようか悩んだけれど前から気になっていたスワッグに挑戦してみることにした。
ほかにもスワッグにした住人さん、アロマプレートやキャンドルにした住人さんみんなで思い思いに花やドライフルーツを選んでいく。

置かれてる花は季節によって種類が変わるらしく、この花に出会えるのも今だけかもしれないと思うとどれも捨てがくなってしまう。(今回スワッグでは10本まで花草を選べた)

これに決めた!と即決はできなかったけど、「どれにしよう」「見て、この花かわいい」「何ていう花なんだろう」「ねえねえ、どっちがいいと思う?」と住人さんと一緒に悩みながらわいわい選ぶのも楽しい。

その日は紫陽花がたくさんあった。今の季節を象るその花に心を惹かれ、小ぶりでまあるく、青が淡く残った紫陽花をスワッグのメインに据えようと決めた。
ふわふわの白いかすみ草、薄淡いピンクオレンジになったバラ、しゅわしゅわの実がついた花と、10本をどうにかこうにか選んでいく。重ね方を教えてもらい、枝の長さを整え束ねて、リボンを結う。

正面から見たときにひし形になるように、背面は壁に吊るすからなるべく平らに、花たちの特徴をよく見て、前面はふんわり立体的に。

スワッグ作りにはいろんなポイントがあって、どの花同士を隣にするか、葉の間にどの花を入れ込むか、長さをどうするか、位置やバランス、同じ花でも色や形が微妙に違うだけでガラリと雰囲気が変わる。奥が深い。

束ねたとこに結ったリボンの形もよくあるリボン結びじゃなくて、片方が輪っかになっててもう片方のリボンの先がはらりと落ちてるスタイル。
こうすると逆さまに吊るしたときに動きが出てめちゃくちゃ可愛い。
(何回もそのリボンの結び方を教えてもらったけど結局習得できなかった…ほどけたらきっと結び直せない)

完成したスワッグをお部屋にかけてもらったよ


花は前から好きだったけど、何か特別なときにあげたりもらったりするものだと思っていて、こんな風に暮らしを彩るインテリアとして手作りするなんて、考えたこともなかったから。
「.colony」での声掛けがあったからこそ、新しい楽しみ方を実感できた。

企画してくれて、みんなでわいわい行って作れて、本当に嬉しかった。ありがとう。

自分で色や形を選んで作ったスワッグはとてもお気に入りになった。
こうやって少しずつ「好き」を見つけて積み重ねていけたらいいな。

また季節を変えて作りに行きたいなー!

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