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【美岳小屋】〜ペリカン農家めぐり④〜
ペリカン企画室がゆく、
tori cafe ペリカンストアに商品を提供してくれている農家を巡ります。
4軒目は豊田・みよし市に畑をもつ『美岳小屋(みたけごや)』の
林剛(はやしたけし)さんを訪ねました。
美岳小屋さんは肥料・農薬を使用しない『自然栽培』という方法で、
「いちご」と「落花生」を栽培してます。
訪れたのは9月半ば、
畑では、収穫を今か今かと待つ、元気な落花生がお出迎えしてくれました。
でも実は、この地域は落花生の栽培には適しているとは言えない気候と土の質。
なぜこの地域で落花生を栽培しようと考えたのでしょうか。
元々、根っからのコーヒー好きだった林さん。
前職からの転身を考えていた際に、コーヒーを極めたいと豆の焙煎を学び、各地のコーヒーショップに足を運んでいた。
一方で、ずっと気にかかっていた、実家の農地の話。
林さんのおじいさんはこの地域で山を切り開き、畑を耕し、ずっと農業をしてきた。
そして、年齢のこともあり、引退を考えていた。
その農地を林さんが継ぐのか、手放すか…。
ただ、コーヒーを通じて繋がった、たくさんの人との縁をどうしても途切れさせたくはなかった。
そんな時に思い浮かんだのが、
『ピーナッツバター』
落花生を焙煎して作るピーナッツバターなら、コーヒー豆の焙煎で得た知識を役立てる事ができると思い、落花生の栽培を始めることに。
最適ではない風の少なく湿度が高い気候と、粘土質の土。
だが、ここでやっていくと決めた林さんに、「やらない」という選択肢は1ミリもない。
“どんな状況でも、常に挑戦し続ける”
話をしてくれる中で、意志の強さと、挑戦者の姿勢が常にうかがえました。
短所を長所に変え、この土地の気候と土の特徴が活きる落花生の品種を選び、
栽培方法を模索し、そこでできた落花生の味が一番活きる焙煎方法を探る。
その中で生まれる、味が濃く、ねっちりとしたコクの強いピーナッツバター。
落花生の収穫期はもうすぐ。
今年のピーナッツバターはどんな表情を見せてくれるのか、楽しみでたまりません。
美岳小屋さんの情熱の詰まったピーナッツバターを味わいたくなったあなた、
tori cafe・ペリカンストアでgetできますよ♪
photo by sakura
美岳小屋
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