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第6回「湯浅智子のオリジナルメソッド 瞳コンシャスカラー分析」

『瞳コンシャス』カラーアナリストの湯浅智子です。

私はその方に似合う色を自然界の調和のとれた彩りの中に見つける研究を長年しています。

その理由は、私の中に「人間も自然界の一部」という考え方があるからです。

ところで、雪の結晶はどれ一つとっても、全く同じ形のものはないことはご存知でしょうか?

それと同じ様に人間は瞳の色も肌の色もその人オリジナルの色バランスを持って生まれています。
雪の結晶と同じ様に、人間も誰一人全く同じ肌の色や、瞳の色の組み合わせの人は居ません。例え、それが一卵性双生児の双子であったとしてもです。

そして、自然界の一部である私たち一人一人も、最高に調和のとれた「自分の色」を持って生まれてきています。

自分に似合う魅力的な装いをするには、持って生まれた自分の色バランスを大切にした色彩を選ぶことが大事です。
また色彩だけでなく質感や形、素材といった要素も大事です。
そして、それは自然界の法則の中に見つけることが出来ます。

自然界の色の成り立ちには誰もが美しいと感じる色彩の調和があります。

その調和は色彩だけではなく形や質感にもみられます。

どんなに著名で権威ある賞を取っているデザイナーの服でもあっても違和感を感じることはあると思います。
それに比べて野に咲く草花はとてもバランスの取れた配色やフォルムになっていて、誰も不自然に感じたりはしないでしょう。
自然の中の色彩は美しくバランスが取れて調和して居るものであることは誰もが感じられることです。


華麗な赤いバラを引き立たせている緑の葉は補色(反対の色)になっていますし、
黄色いタンポポの茎や中心部は淡い黄みの緑でふんわり可愛い雰囲気になっています。
それぞれに似合ったナイスコーディネートですね。


自然界から配色を学ぶべきことはとても多いです。

次回第7回は「瞳コンシャスで用いている自然界からセレクトしたカラーバリエーション」についてお伝えします。


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