第11回 瞳コンシャスカラーメソッドが生まれたパリ〜なぜ瞳にフォーカスするようになったのか〜
『瞳コンシャス』カラーアナリストの湯浅智子です。
例えば、インテリアコーディネートをご依頼する方は、私よりもその専門家にオーダーなさることをお勧めします。
インテリアの色彩は心にも働きかけるので、自分にとって似合う色をインテリアに取り入れていくことは心地よく暮らしていくためには必要なことですし、家具や内装について専門の知識を持ったプロを探すのが良いでしょう。
私は、その人の瞳周りに特化した配色を、眼鏡やサングラス、アクセサリー、ファッションのコーディネートを通じてその方がすでに持っている雰囲気や個性を引き出すことを得意とします。これまで多くのタレント、アナウンサー、コンサルタント、官僚や公的な立場の方々のファッションやトータルコーディネートにも携わってきました。
瞳コンシャスカラーの分析はどんな方に向いているかと言いますと、
● センスを活かしたお仕事をされている方
● 自分という軸を持ちながら、もっと自由に自分の個性を表現したい、自分を発信していきたい方
● あと一歩、自分のファッションセンスを洗練させたい方
● 商談のクロージングをする時などに、「あなたにお願いしたい」とクライアントに言われる色彩心理に基付いた色の効果を使いたい方
● 雑誌の通りにやっているのに、周りに好印象を与えられない、なんだか垢抜けた感じがしないと感じている方
● ホームページを一新したい方に。自分の商品や存在感をアピールする色を知りたい方、仕事の目的や商品内容に合わせたイメージ色をホームページで表現する方法を的確にアドバイスして欲しい方に
● 自分でも気が付かなかった新たな魅力を知り、似合う色の効果によるコーディネートで自信を持ちたい方に
● パーソナルカラー診断依存を卒業したいと思っている方
● 周りからの褒め言葉や優しい視線が欲しい方に
● 一人の女性として潤いを蘇らせ自分の魅力を満喫したいと思っている方
● 自分の魅力を味わって、人生をさらに楽しく満喫した人生をおくりたいと思う方
など、叶えたい具体的な未来がある方に向いていると思います。
例えば
お菓子&天然酵母パン教室「スタジオジェンマ」代表の高橋教子様は
装い以外にも、こんな風に使っていただいてます。
こちらは、高橋様の虹彩の色から導き出された色です。
「瞳の色」 と 「控えめに見せる色」
装いに使う場合は、こんな風に
靴を探されたりするときに使っていただくのですが、この組み合わせから、イメージされたのは「お教室のテーブルの彩り」
もともとお持ちであったエメラルドグリーンのペーパーナプキンは、このカスタマイズのカラーパレットからヒントを得て、パンと赤いジャムを引き立たせるために配されてました。
では次回は、第11回「瞳コンシャスカラーメソッドが生まれたパリ〜なぜ瞳にフォーカスするようになったのか〜」についてお伝えします。
『瞳コンシャス』カラーアナリストの湯浅智子です。
私が瞳にコンシャス(意識)するようになったきっかけはパリ滞在中のこんな体験です。
パリの街角で出会う子どもたちのお洋服はみな明るくて楽しい気持ちにさせてくれるものでした。
どの子ども達も、瞳の色、肌の色や髪色との配色がとても自然で綺麗だったのです。
住まいの近くに子ども服のブティックがあり、よくそのお店に立ち寄っていました。
そこで、私にとって新鮮な驚きであり、何か大切なものを見つけた!という出来事がありました。
それは、お母さんが子ども服や帽子を選ぶときにしていたこんな会話です。
「○○ちゃんの帽子。瞳の色に合うリボンが付いててよかったわ」
「このタブリエ(前掛け)は、あなたのブルーの瞳がとても綺麗に見える」
「お兄ちゃんのうわぎは、あなたの瞳ににあるこっちのグリーンね」
とこんな風に話しながら子ども達の瞳に洋服や小物を近付けてセレクトしていたのでした。
「えっ? 子ども服の色を瞳の色に合わせて選ぶの?!」
考えたこともなかったことでした。日本人はみんな同じような瞳の色をしているし、そんなシーンをどこでも見たことがなかったからです。
「他の人達の瞳はどんな色をしているの?」その衝動にかられて、いろんな人種の方、白色人種の黒色人種の知人、友人達に頼み込んでたくさんの色の瞳の中をのぞかせてもらいました。
瞳を覗く度に、友人たちの瞳はそれぞれビー玉のように美しくて、虹彩の中にブルー、アクア、グリーン、トープグレイといった色彩を見つけることができました。
瞳の中を覗くことがとても楽しくて仕方なく面白かったのです。
パリ滞在中にお世話になっていたマダムは、アクアブルーのショールを時々肩に掛けていたのだけれど、それがアクアブルーの瞳とその色がリンクしてとても美しかったです。
いろんなショールをお持ちでしたが、瞳の色とリンクするアクアブルーのショールの時は、よりマダムの瞳に惹きつけられる体験を何度もしました。
そうしているうちに気が付いたのです。
「そうだわ、同じように見える日本人の虹彩の色の中にももしかしたらブラウン以外の色たちが潜んでいるのかも知れない。」
これをきっかけに日本人の虹彩の色を分析し、その色と相性のいい色彩の分析を始めました。
その経験をもとに研究してできたのがこの「瞳コンシャスカラー分析」です。
自分の瞳の中にある色と同じ色を顔の近くに見ると、視線が瞳に惹きつけられるということを利用したものです。
パリのママンたちは理論じゃなく感覚と経験から知っていたのね。きっと。
次回、第12回は「瞳コンシャスカラーを使った人生の開花」。についてお伝えします。