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「言葉」が持つパワフルさと「言葉」がもつ弊害


「内省をすること」の見直しについて言葉にしてみて改めて、ことばが持つ可能性と限界を感じている。


”ことば”というインターフェースを活用するコーチングにおいて、
人が無自覚にとらえている「言葉の定義」や「言葉の奥にある自分の解釈」を見直し続けることの必要性を感じるのだ。


たとえば、当たり前に使われている”成長”、”豊かさ”、”変化・変容”などの言葉たち。

これらの定義やとらえている質感は人によって、そして時代によっても変化していくもののように感じている。

コーチが無自覚に「成長=右肩が上がり」「スピード=速いことは良いこと」などの定義や背後にある解釈を持っていた場合、それらは、コーチング体験の中で「見えない方向性」を形作る。

逆にいうと、コーチングの体験を提供するコーチは自分が使っている「言葉の意味合い」や「捉え方の視点」の柔軟性や広がり生まれれば生まれるほど、クライアントを「ありのまま」見つめることができる可能性があるとも言えるのかもしれない。


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