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たまにSNSから目を離してみよう
こんにちは。
この記事は、私の思考過程を残しただけで、特定のどなたかを批判するための記事ではありません。
「世の中はSNSの時代になる」と言われ、このご時世のため皆オンラインでの「コミュニケーション」を必要としています。
もしかしたら、この状況が収まったら、仕事だけでなく日々の生活がオンラインで済ますことが当たり前になっていくのだろう、と思います。
ただ、それって本当に「良い」のだろうか。
改めて立ち止まって考えて欲しいのです。
今まで対面で(オフラインで)過ごしていた時よりも、オンラインの方がストレスが減る人にとっては、オンラインでのコミュニケーションが適切なコミュニケーション方法なのだろうと思います。
それは私も同じだからです。特に仕事では営業が苦手だから、人と会うことを仕事にせず(お金を取ることはせず)Webの知識を独学で学んで、ここまでやってきました。
しかし、このご時世のおかげかオフラインでも話が弾む人がSNSはじめオンラインでコミュニケーションを取るようになりました。
SNSで盛り上がっている=社会全体で盛り上がっている?
ここから先が本題です。
SNSで自分の思いを伝えることが「当たり前」になった今、SNS界隈で「盛り上がっている」ことがまるで「世の中で盛り上がっている」という感覚に陥ってしまうことがあるのです。
最近私が感じたのは、Web界隈で今話題の「Clubhouse」というアプリです。
詳細は多くの方がTwitterで発信していますので、その雰囲気を感じ取って頂ければと思います。
ネット上では、「Clubhouse」をやっていないとまるで時代遅れのように感じてしまいます。
「そんなの気にしすぎだよ」と考えられる方は、素晴らしいと思います。
でも、自分の憧れのような人たち(フォローしている人たち)皆が「おすすめ!」と言っていることが全てのような、そんな感覚に陥ってしまうような、そんな波がSNSにはある気がします。
この記事を書いたとき、私はベッドで「はっ!」と気づかされました。
そのアプリで盛り上がっているのは、世の中の一部の人に過ぎないということです。
オフラインなら教室で一部の人がある話題で盛り上がっているのを見て、「あぁ盛り上がってるな」で終わります。一方、オンラインで限られた世界でいると、本当に自分で1度外に出てみて初めて「SNSの世界に引きずり混まれていた」と気づくのです。
Instagramもきっと一緒で、彼氏との旅行写真をアップする人や、「におわせ投稿」と揶揄されたように、1人でいるのにどこかに恋人の存在を醸し出すような写真をアップする人。そのような投稿を見て、「投稿を見るこっちの気持ちを考えてよ!」と思いながらもどこか嫉妬する気持ちを抱いていたり。
SNSと上手く付き合っている人は、きっとSNSを呼吸するように見ていられるかもしれないけど、実は気づかずにストレスになっている方も少なくないのかな、と思います。
SNS疲れしているサインと処方箋
あくまで私の経験からのご提案です。笑
別に何か記事が炎上した、というわけでもありません。
SNS疲れしている時
・通知が気になる時(あの投稿にいいね!どれくらいついているかな)
・エゴサーチする時
・SNSのアプリを開いていたら、1時間をとっくに過ぎていた時
・目が疲れてきた時
・フォロワーの数の変化が気になる時
処方箋
・通知を消す(ポップアップ通知を全て消す)
・フォローを断捨離する
・スマホの設定でアプリの利用時間タイマーをかける
・目的を持ってSNSを利用する
・外の世界と触れ合う
・本を読む
特に、最近私が習慣的に見ている経済系の内容を発信するYouTuberの方々は、「断捨離」「目的を持って(サービスを)利用する」ことを口を揃えて提唱しています。
「断捨離」ってとっても面倒だけれど、断捨離しなければまず何も始まりません。最近話題の「やらないことリスト」も同じ。自分が「何をやらないのか」をきちんと決めることで、自分の軸が定まっていくのだと思います。
特に外の世界と触れ合うは、私が一番皆さんにおすすめしたい処方箋です。
このご時世ですが、何も一歩も外に出るな、と誰も言っていません。
夜はさすがに外出自粛が政府から呼びかけられていますが、
昼に近くのお店に足を運んで、自炊ではできないような素敵なランチを食べませんか。
お店の人はあなたが足を運んで食べることで、きっと喜んで下さるはずです。お会計の時には笑顔でごちそうさまを。
さらに、勇気を出して「最近お店どんな感じですか?」とお店の人に聞いてみて下さい。よほど忙しくない限り、お店の人はご自身の思いを話してくれると思います。
その会話をぜひ楽しんで下さい。
そして本を読んで下さい。
SNSやネット記事は、情報が「点」で集まっています。
目的を持って相当のSNS投稿やネット記事を見ない限り、「線」になることは本当に難しいと思います。
けれど本は起承転結や序論・本論・結論の構成がきちんと練られているので、SNSで集めた情報と同時並行で本を読むことをおすすめします。
意外と過去の人物も、今と似たような状況に直面し、彼らなりの方法で乗り越えています。過去の人物は書籍で残していますから、歴史から学ぶなら本を読むのが一番です。
先日、松下幸之助の「社員稼業」という本が深く刺さりましたので、数日中に感想書きます。
あなたにとってのSNSはどんな場所ですか。
あなたにとっての「居場所」はどんな場所ですか。
私は人が心地よく過ごすことのできる「居場所」ってなんだろう、と大学生ごろから考えています。
今回の記事を書きながら、人生を以て研究していきたいと思っている「居場所」というのは、人に寄りけりということは分かりました。けれど、明確な答えはまだ持っていません。
SNSとの付き合いは、ほどほどに。
このご時世ですが、たまにはご近所の美味しいお店に行ってみて下さいね。
Twitterで日々学びの発信をしています。
hitomi|@ichito0123
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