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【Netflix感想文】今できることをやるしかないんだ

Netflix限定で配信しているアニメ「ライジングインパクト」を見た感想文です。




このような人におすすめ

  • 漠然と何かに対して不安を抱えている人

  • スランプに陥っている人

  • 何か行動したい、と思っているが、気が引けている人


あらすじ

福島の方言が印象的な小学3年生の男の子、ガウェイン・七海。おじいちゃんと2人で福島の田舎で暮らしていたが、プロゴルファーの西野霧亜の出会いを機に、ゴルフに興味を持つ。

全くゴルフを知らなかったガウェインは、霧亜に教えてもらいながら、ゴルフのスキルを磨いていくが、"飛ばし屋"として天才的な能力を持つことに霧亜は気が付く。

霧亜の提案により、ガウェインは東京に出てきて、ジュニアのゴルフ大会で常に優勝している天才的なパター技術を持つランスロットに出会う。そして、ゴルフの有能な才能を持つ選手たちが所属する「キャメロット学院」に入学することになり、そこで待ち構える強敵たちと切磋琢磨しつつ、ガウェインはゴルフのスキルを磨いていくこととなる。

このアニメのタイトル「ライジングインパクト」は、ガウェインがゴルフボールを飛ばす際の道筋が、まるで太陽に向かっての道を描いているかのように見えるため、"ライジングインパクト"と命名されている。


「ライジングインパクト」が教えてくれること

野球、バスケットボール、サッカーなどほかのスポーツ、チームプレーが求められます。そして日本にはこれらの競技をテーマにした有名な作品がたくさんあります。

一方、ゴルフと聞くと、1人で淡々とピンに向かって打つイメージが強く、他の競技のような華々しい試合運びがあるか…と言われると、無いイメージが強いでしょう。

このアニメでは、接待のゴルフではなく、プロゴルファーを目指す小学生・中学生に焦点を当てています。彼らは、ドライバーやアイアンなどクラブを用いてハイスコアを目指すわけですが、スコアに対する執着が本当にすごいです。

ピンから今いる距離を目視で確認し、その距離をどう乗り越えるか。そしてクラブを打つ際の力加減をどうするのか、今の風向きや傾斜面など考えることが山ほどあります。自分のペースを乱される状況に多々ぶつかりますが、主人公たちは常に自分と向き合っていることを、ライバルでありながらお互いに教え合うのです。

今回のnoteに書いた「今できることをやるしかない」というのは、主人公がウェインが、ランスロットなどライバルたちに負け、それでもライバルたちに負けじと喰らいつく場面で放った言葉。

ゴルフの試合では、自分が玉を打ってしまったら、やり直すことはできません。今自分がいる位置から、ゴールのピンまでどうボールを運ぶか、を考えるしか勝機がないのです。

出場選手たちが自身で"自分しか持っていない必殺技"を見せるも、ライバルに負けてしまった時、精神的に崩れる場面が多々出てきます。そして、いつまでもネガティブな感情を引きずっていると、プレーにも悪影響を及ぼすという悪循環。

今の状況を変えるのであれば、まさに「今できることをやるしかない」のです。


言われてみれば当たり前のことですが、私はこの言葉に強く惹かれました。きっと、今漠然と悩んでいる状況にあるのだと思います。今自分にできることを、少しずつやってみる。行動を起こしてみることで、新しい壁にぶつかったら、その時考えれば良い。そういうポジティブな教えを、アニメの中の小学3年生に教えてもらいました。


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