【経験者が語る】マレーシア、ベトナム、タイどれがおすすめ?
2023年~2024年の間、長期の休みを利用して、東南アジア3ヶ国を巡りました。
それぞれ旅の記録は、noteに書いたりpodcastで配信をしたりしています。このnoteの後ろの方にリンクを載せています。まずは、ご興味のある国からご覧いただけると嬉しいです。
タイとベトナム、マレーシアに共通すること
キャッシュレス決済が超普及している
おそらく、iPhoneはじめスタートフォンを使って生活することが当たり前になったからでしょう。タイでもベトナムでもマレーシアでもキャッシュレス決済が使えるようになりました。むしろ、大都市(バンコク、ホーチミン、クラルンプール)においては、現金よりもキャッシュレスの方が歓迎される感じです。
特に公共交通機関、コンビニ等での決済では、現地の方々も現金ではなくキャッシュレス決済を使っている方の方が多い印象。
一方、タイならアユタヤ、マレーシアならマラッカなど、世界遺産に登録されるような歴史的な街は、現金での決済が主流のイメージ。
そのため、都市圏のみ滞在であれば現金は少なくても良いかもしれませんが、郊外に訪問する際は現金を多めに持っていくことをおすすめします。
プリペイドSIMが便利
数年前までは、wifiルーターを契約して持って行っていました。プリペイドSIMを購入し、自分のSIMフリースマートフォンで旅をしたら、めちゃくちゃ便利であることに気づきました。
なぜなら、wifiルーターを持ち歩く必要がなく、手荷物が楽だからです。しかも、契約の金額もwifiルーターよりもプリペイドSIMの方が格安です。
特に周遊プランを検討している方は、wifiルーターだと料金が上乗せされますが、プリペイドSIMであれば、周遊プランでも1,000〜2,000円台で購入することが可能。SIMのブランドによっては、周遊プランに日本が含まれていたりするので、日本で事前につながるか確認することもできます。
Grabが便利
直近に行ったマレーシアでGrabを初めて使い、その便利さを痛感した。特にベトナムでも使えばよかったとちょっぴり後悔。
Grabは「Grab Pay」を展開しているので、東南アジア諸国で共通してキャッシュレス決済を使いたい方、Grabを多用する方にはおすすめです。まぁ、でもそしたらクレジットカード1枚持っていれば十分かもしれませんね。
日本企業が進出している
日本に住む人であれば誰もが知る日本企業が、都市圏のショッピングモールに出店していることも多々あります。
ユニクロ、ドンキホーテ、CoCo壱、すき家、吉野家などを見かけました。
もし現地の食事が苦手な人にとっては、こうした日本の企業のお店で食べることも全然可能です。そして空いていることが多いです。ただし、寿司屋は、今日本食ブームなこともあり、混んでいることが多いです。
タイとベトナム、マレーシアの違い
食の種類
タイは(皆さんご存知の通り)タイ料理、マレーシアはマレー料理、ベトナムは(皆さんご存知の通り)ベトナム料理を食べることが、もちろんできます。
もし現地の食事に口が合わなかったとしても、先ほど書いたように、日本の外食チェーン店に来店するのもいいでしょう。
タイ料理やベトナム料理は日本でも食べられるので、より外国の雰囲気を味わいたい方は、マレーシアでマレー料理やカレー(特に南インド料理)が多くあるので、ローカルの店舗で食べてみるのも良し。
物価
2024年の経済状況時点での情報です。
私の感覚としては、高い順に
タイ>ベトナム≒マレーシア
の印象です。
タイは日本と同等くらいの価格で、バンコクは東京とさほど変わらないイメージを持ちました。ランチで1,000円前後。
ベトナムとマレーシアは、場所にもよりますが、価格を安く提供しているレストランで食べている感覚です。ランチで700〜800円程度。飲み物をつけて1,000円超えるかな〜くらい。
まちの様子
まちの様子は全く違います。
タイのバンコクは東京や大阪と変わらない、大都市のイメージ。タイへの旅行が人気なこともあり、日本人も多く見かけました。もしかしたら、ハワイ、韓国に次ぐ海外で日本人をよく見かける国かもしれませんね。
一方、ベトナムのホーチミンは東京の永田町の道路にバイクがブンブン走っているイメージ。ハノイはホーチミンほど先進的ではありませんが、道路に車やバイクが密集しているイメージでした。タイほどではありませんが、日本人をよく見かけました。
最後に、マレーシアではムスリムの文化をほかの2都市と比較して強く受けています。ほかの2都市よりもビジネスのまちのイメージが強いです。日本人観光客はあまり見かけませんでした。日本人のビジネスマン(おそらくマレーシア駐在)は見かけました。
おすすめしたい人
タイ:海外旅行にあまり慣れていない方におすすめ。韓国や台湾など近場にはすでに行った経験がある人は、タイに足を運んでみてください。
ベトナム:あまり日本を感じない場所で、食べ物に困らない場所を好む人におすすめ。フォーはどこのレストランへ行っても(ほぼ)変わらない味で、醤油や味噌汁、納豆が好きな私にとっては口にとても合いました。
マレーシア:異文化を感じたい人におすすめ。特にムスリムの文化をほかの2都市よりも感じることができるので、中東への旅は勇気が出ないが、アラブのあの雰囲気を味わいたい、モスクへ行ってみたい、という人はマレーシアにまず足を運んでみてください。