物を買わなくなった考え方
物を買わないようにしたいけど、なんとなく買ってしまう、必要だと思ってしまう。そんな方におすすめしたい、物を買う時の考え方を共有します。
私は、いわゆる「ゆるミニマリスト」だと思います。というか、ミニマリストに移行中。大きな断捨離は済ませていて、物欲もある程度は手放せている状態です。
なので、多少は成功体験を書くこともできると思っています。そこで今回は、「物を買わない」という部分に着目してみました。
私が物を買わなくても平気になったのは、以下の3つを心に留めるようにしたからです。
誰にも見せなくてもほしいか
同じような用途のアイテムを2つ以上手放せるか
今、それを買いに来ているところか
誰にも見せなくてもほしいか
これは、「承認欲求」や「自己顕示欲」で物を買うことを防ぎます。私が物を買う理由を分析していたとき、大きな理由の一つが「自分ブランディングのため」でした。
こういうキャラとして認識されたい、こういう物を持っていたらかっこいい、など。周りからの見え方に対して完璧主義だったので、パフォーマーのように見え方をすごく気にしていました。別に誰も見ていないのに。
周りから反応がほしい、あなたらしいねと言われたい、そんな感情が背景にあったなと気づいてから、「誰にも見せないし、承認欲求用じゃないけど、本当に自分はこれがほしいのかな?」と自問自答するようになりました。
そうすると、会社でよく見られたいという気持ちがあったなとか、彼氏に見せて褒められる想像をしてたなとか、気づけるようになりました。
同じような用途のアイテムを2つ以上手放せるか
これは、「必需品じゃないもの」を買うことを防ぎます。今までそれを持っていなくても生活できていた時点で、生活必需品ではないはずです。生活必需品であれば、代わりに今使っているものを手放すことができるはずです。
だから、物を買う前に手放すアイテムを明確にします。手放せる物が1つしかなくても、それが本当に不可欠なのであれば良いと思います。でも、理想は、2つ以上です。カバンとか化粧品とかだと、機能性があって2つ分を兼ね備えているアイテムもあります。
今、それを買いに来ているところか
これは、「ついで買い」や「ひとめぼれ買い」を防ぎます。野暮用で街に出るとき、会社帰りに駅の雑貨屋さんを通りかかるとき、目に留まったアイテムを急にほしくなる時があります。特に季節の変わり目が要注意。今だと私は、金木犀アイテムに吸い寄せられてしまいます。
見るだけと思っても、ほしくなります。お仕事頑張ったし、せっかく街に出たしなど、理由はたくさん出てきます。
そんな時に、「今日はこれを買うためにここに来たのか?」と自問自答します。そうじゃなければ基本は買いません。ほしいものリストに入れておいて、何週間か眺めて、調べたりして、それでもほしかったら買います。
でも、大体は欲しい気持ちがどんどん薄くなって、リストから消えます。買うと、つかの間の幸せを感じられて、自分を大切にしている感じがするかもしれません。だけど、買わなくて済むと、それはそれで自分を褒めたくなっていい気分です。
つい物を買ってしまう方、物欲を抑えたい方へ、参考になれば幸いです。
それでは!
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