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~CaringでSharingなクラスを創る、英語のコミュニケーション活動~ IDENTITY CARDS

小学校・中学校・高校の英語の先生のための英語の先生 Melody です。
先生方、毎日お疲れ様です♡ 子どもたちの笑顔は先生方のおかげです!

 先生方は英語の授業でどのような言語活動をされていますか。今回は、私の愛読書『CARING and SHARING in the Foreign Language Class』Gertrude Moskowitz著より、すてきな活動をご紹介します。ぜひ実践してみてくださいね!


IDENTITY CARDS

【目的】

  • 一人称・二人称の会話練習。

  • 質問と答えの練習。

  • クラスメイト同士の交流を促進。

【対象レベル】

  • 中級・上級者: 英語で実施。

  • 初心者: 母語や簡単な英語で調整。

【準備物】

  • 5×8インチのカード(生徒1人につき1枚)。

  • 安全ピンまたはマスキングテープ。

  • 音楽と再生機器。

【手順】

  1. カードの配布と記入:
    生徒は以下の内容をカードに記入します:

    • 中央: 自分の名前(大きく、1~1.5インチの文字で)。

    • 四隅: 質問への回答(読みやすい大きさで)。例:

      • 好きな歌。

      • 行ってみたい国。

      • 得意なこと。

      • 尊敬する人。

  2. 音楽に合わせて移動:
    音楽を流しながら教室内を歩き、他の人のカードを読みます。

  3. ペアで会話:
    音楽が止まったら、近くの知らない人とペアになり、カードの内容について話します。

  4. 繰り返し:
    音楽を再開し、複数の人とペアを組んで交流します(6人程度と話せるように)。

【会話のバリエーション】

  • 質問と回答:
    カードの内容について質問し合う。
    例:「好きなデザートは何ですか?」"What is your favorite dessert?"

  • 要約:
    相手のカードの内容をまとめる。
    例:「ジーナさんはチョコレートケーキが好きで、日本に行きたいそうです。」"Gina likes chocolate cake and wants to go to Japan."

  • 深掘り質問:
    カードの内容にコメントしたり質問を深める。
    例:「どうしてアインシュタインを尊敬しているのですか?」"Why do you admire Einstein?"

【アクティビティ後】

内容を思い出す:
クラス全体で、他の生徒のカード内容を振り返ります。
例:「パリに行きたいのは誰でしたか?」
 "Who wants to go to Paris?"

【ポイント】

  • 英語で話す自信を養う。

  • クラスメイト同士の親近感を高める。

  • 楽しく語彙力や会話力を向上させる。

【まとめ】

 この「アイデンティティカード」アクティビティは、生徒同士が自然に交流しながら英語を使う練習ができる楽しい活動です。音楽に合わせて動きながら会話をすることで、リラックスした雰囲気が生まれ、初対面の相手とも話しやすくなります。また、クラス全体の一体感が高まり、その後の授業もよりスムーズに進められるでしょう。

生徒のレベルやクラスの雰囲気に合わせてアレンジできるので、どんなクラスにも取り入れやすいのが魅力です。生徒たちが笑顔で英語を話す姿をぜひ楽しみにしながら、この活動を試してみてはいかがでしょうか?


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1人でも多くの先生方子どもたちに、英語の楽しさ、人生の素晴らしさが届きますように!最後までお読みいただきありがとうございました!

Thank you so much for reading! I hope to see you again soon! Bye for now!

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