今ウクライナのために私たちができること Part Ⅱ
小・中学校の英語の先生のための英語の先生 Teacher Melody です。
先生方、毎日お疲れ様です♡ 子どもたちの笑顔は先生方のおかげです!
「学校の英語の先生という立場で、ウクライナのためにできることは何だろう?」
中高生向けのウクライナのための授業の展開例
こちらから ↓↓どうぞ♡
そうだ!絵本を読もう!
小学生向けには、ストーリーテリング!
最近、メディア等を通して小学校低学年の子どもたちにも、戦争の悲惨さが伝わっています。ただ、ネガティブな側面ばかりが強調されないようにしたいものです。そこで、小学生向けにはストーリーテリングをオススメします。低学年の国語の教科書にも掲載されている絵本やとても有名な絵本なので、子どもたちも英語のストーリーテリングを楽しんでくれると思います。
戦争という行為は決して許されるものではありません。しかし、「外国は怖い所だ。」「○○という国はひどい国だ。」など、諸外国との出会いがマイナスでスタートするのは、特に幼い子どもにとって悲しいことだと思います。英語を通して、子どもが世界とポジティブに出会えるように仕掛けることは、英語の教師の役割の1つだと思ってます。
ウクライナの民話 THE MITTEN「てぶくろ」
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?(出版社からの内容紹介)
手袋の中の住人がだんだんと増えるというシンプルな展開を繰り返しますが、「次は誰が来るかな?」「まだ大丈夫かな?」など、想像力を膨らませながら、ワクワクドキドキの展開が楽しめます。
ロシアの昔話 THE Gigantic Turnip「おおきなかぶ」(A.トルストイ作)
おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。(出版社からの内容紹介)
大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純なストーリーの中に、力強さやユーモアなどがあふれ、ロシア民話の楽しさを味わうことができます。そしてなんといっても、A huff and a puff, heave-ho!(うんとこしょ どっこいしょ)というかけ声を子どもと一緒に読むのが楽しいです!
(おまけ) 友情を描いたかわいい絵本 Stick and Stone
心温まるとってもかわいい友情のお話です。Stick と Stone のように、世界中の国と国、人と人との間に友情が芽生えますように! そしてハッピーエンドがやってきますように!
最後になりましたが、今回の軍事侵攻によって犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
1人でも多くの先生方子どもたちに、英語の楽しさ、人生の素晴らしさが届きますように!最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you so much for reading! I hope to see you again soon! Bye for now!
【英語の先生のためのひとことEnglish】