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英語の先生のためのオンライン英会話 ベスト5~「授業力」をあげるために~
小・中学校の英語の先生のための英語の先生 Teacher Melody です。
先生方、毎日お疲れ様です♡ 子どもたちの笑顔は先生方のおかげです!
今日は、英語の先生向けのオンライン英会話を紹介します。一般的なオンライン英会話の紹介ではありません。英語の先生だからこそおススメする教材を扱っていたり、授業の参考となる内容・指導方法を取り入れたりしているオンライン英会話を、私が実際に受講した経験からシェアしていきます!(価格等は比較していません。詳しくお知りになりたい方は各ホームページをお訪ねくださいませ。また一般の方向けのお勧め英会話とは異なりますのでご了承ください。)
◆DMM英会話
DMM英会話は何と言っても「Engoo Daily News」です!この教材では、世界の時事ニュースをリーディング、ディスカッションできます。BBCやCNNを聞き流していらっしゃる先生方もいらっしゃるかもしれまんが、そんな先生方にもEngooをお勧めいたします。というのも、最新のニュースを取り扱ったレッスンが毎日追加されていて、授業の初めなどで最近のニュースについてのスモールトークをするのにとても役に立ちます。またディスカッションパートにある質問が授業での発問の参考となり、それらを使ってネイティブの先生とディスカッションをするので、「知り合いの外国の方はこのニュースに対してこんな意見を言っていたよ。みんなはどう思う?」と、さまざまな価値観を生徒に伝え、内容を深めることができます。
◆レアジョブ英会話
レアジョブでは「日常英会話」です!このコースは、「わかる」だけではなく「できる」まで引き上げるPCPPモデルに基づいています。PCPPモデルとは、実践されている先生方もいらっしゃると思いますが、第二言語習得理論研究において提唱されている学習モデルで、
①Presentation(提示)
②Comprehension(理解)
③Practice(練習)
④Production(産出)
の4つの流れに沿ってレッスンが行われます。また、各レッスンに4つずつ新しい単語やフレーズが紹介され、それらを理解するところからインテイクして使いこなせるレベルになるようにされています。レッスンの初めには目標が示され、レッスンの最後にはそれが達成できたかを自己評価し、講師の先生も評価してくれます。目標を共有してその達成に向けてレッスンが進められるので、日々の授業の流れの参考になります。また、リスニング・リーディング・スピーキングの3技能に対応しているので、どのようにして技能統合型の授業を展開すべきか悩んでいる先生方のヒントにもなるでしょう。
◆Native Camp
Native Campは他にはないユニークなコースが豊富です。例えば、クロスワードパズルやSpot the Differenceが楽しめる「ゲームで英会話」、世界中の様々な国の有名な観光地・食・文化について学び講師とディスカッションできる「世界一周旅行」などです。中でも日本の伝統行事や文化を英語で紹介する授業に役に立つ「都道府県教材」はおもしろいです。このコースでは、47都道府県の名産や観光地などを英語で説明することができるようになります。小学生では自分の住んでいる都道府県を、中学生では日本全国で好きな都道府県を英語で紹介できるようになりたいものです。ALTやオンラインで外国の方とつなぎ、日本の魅力を伝えるプロジェクトを後押ししてくれます。住んでいる町や日本についてチームでリサーチしてアピールするPBL授業は、生徒にとって達成感のある授業となること間違いありません。
◆QQ English
QQ Englishでは、「SDGsトピックカンバセーション」というコースがあります。名前の通り、SDGsについて英語で話せるようになるためのカリキュラムです。今はもうどこに行ってもSDGsという言葉を耳にしますね。このコースでは、持続可能な17の開発目標について自分の意見を英語で発信できるようにされています。レッスンは、写真描写および各課題を説明する力と課題に対する自分の意見を述べる力を身に着けるためのエクササイズで構成されています。また論理的な説明ができるようにPREP法を用いることが薦められています。そういつも生徒にライティングなどで指導しているPREP法です。念のためまとめておくと、PREP法とは「⼀番伝えたい結論を話の冒頭に持ってくることで相⼿の興味をぐっと引きつけ、 そこから順にその結論に⾄った理由や具体例などを説明していく」という⼿法で以下の単語の頭文字です。
P=Point(最も伝えたい結論、要点、主張)
R=Reason(理由)
E=Example(事例)
P=Point(要点、主張、結論を繰り返す)
◆WiLLies English(ウィリーズ英語塾)
WiLLies Englishでは、「SCREEN PLAYシリーズ」があることです。文字通り、映画を取り扱っています。「ショーシャンクの空に」や「School of Rock」などのスクリプトが学べます。授業での映画の扱い方についてのヒントは少ないかもしれませんが、授業で洋画をただ鑑賞させるだけではもったいないです。時間は限られていますが、教師が映画に出てくる語彙や表現を熟知しておくと、楽しくかつ役に立つ映画鑑賞に変わります。もちろん、先生が生徒に見せる前に個人的に映画を楽しんでおけばいいのですが、この時のこの人物がどうしてこの単語をチョイスしているのかなど、レッスンで講師の方に聞いてみると参考になると思います。またWiLLies Englishでは、TEDも教材として使われます。例えば、How I use art to tackle plastic pollution in our oceansというタイトルのTEDスピーチは、教科書の環境問題を取り扱う単元で補足的な資料として提示することはとても有効でしょう。
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いかがでしたか?気になるオンライン英会話はありましたか?先生方の何かにお役に立てたら幸いです。もちろん料金や講師との相性もありますので、選考する場合の参考程度になさってくださいね。なお、この情報は2022年10月現在のもので変更される可能性もあります。
1人でも多くの先生方子どもたちに、英語の楽しさ、人生の素晴らしさが届きますように!最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you so much for reading! I hope to see you again soon! Bye for now!
【英語の先生のためのひとことEnglish】
Kill two birds with one stone.
一石二鳥
There is always space for improvement, no matter how long you've been in the business. — Oscar De La Hoya.
あなたがビジネスにどれだけ長く携わっていても、常に改善の余地があります。
これからもさらに授業改善していきます!