図解フィードバック箱根駅伝2021　5区　6区

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こんにちは！ひと目でわかる箱根駅伝です！

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↑この記事の5区の要点をまとめた動画になります。

↑この記事の6区の要点をまとめた動画になります。

こんにちは、ひと目でわかる箱根駅伝です。今日はですね、図解フィードバック箱根駅伝2021　5区6区　です。
現在、Twitter、Instagramでペースチャートと高速化検証、2つの図を投稿しています。

そしてnoteとYouTubeではその図を活用して、今年の箱根駅伝を紐解こうという趣旨で図解フィードバックを行っています。
これまでに3本の記事で、1区2区、そして、7区～10区の解説を行ってきました。

今回の記事では、5区と6区について解説していきます。

5区について、5区の傾向とペース変動、区間賞争いに分けて解説していきます。それではまず5区の傾向からです。

標準偏差は2分8秒で、全区間一番大きくなりました。　近年、区間上位の範囲が小さくなってきており、上位争いがハイレベルに変化しています。
また、区間下位の範囲が大きくなっており、大きく後れを取る選手が多い区間でした。つまり、攻略の難しい区間であると言えます。

次に各ランナーのペース変動を見ていきます。東洋大の宮下は3つの定点間でトップのペースとなりました。1つ目の小田原～函嶺洞門、2つ目の函嶺洞門から大平台、4つ目の小涌園前～芦ノ湯でトップのペースでした。
拓殖大の石川は芦ノ湯～元箱根の定点間でトップのペースと下りでも強さを見せました。

最後に5区の区間賞争いを見ていきます。芦ノ湯では東洋宮下がトップ。帝京細谷までは20秒差でした。元箱根までも宮下が区間賞。帝京細谷が差を詰めました。
最後の定点間で帝京細谷と創価三上が逆転し、区間賞は帝京細谷、区間2位が創価三上、区間3位が東洋宮下となりました。

6区について、近年のトレンドと個人の活躍、2つに分けて解説してきます。
それではまず、近年のトレンドからです。

分布全体としては、2016年以降だんだん高速化してきていることがわかります。
特にここ3年、区間上位の範囲が小さくなってきました。上位の差がつきにくいということで、ハイレベルな区間上位争いになってきているといえます。

次に個人の活躍です。

青学の高橋のラストスパートについてです。
函嶺洞門から小田原までの5つ目の定点間の3.8キロを、1キロ2分46秒のペースと区間最速のペースで走りました。
青学の復路の勢いを作る見事な走りでした。

駒澤花崎は、中盤の3つ目と4つ目の定点間を最速ペースで走りました。また、最後の定点間は区間で2番目のペースで走りました。

さらに花崎の走りを掘り下げると、大平台以降のペースアップで、区間賞を掴み取ったことがわかります。

順天堂清水は前半から攻めの走りで、13.4キロ地点のの大平台までは区間賞ペースでした。区間賞とはなりませんでしたが、好走を見せてくれました。

さらに番外編として、中央若林、区間6位と復路3位の流れつくる
創価濱野、区間7位、往路に勢いのまま好走、この2人も見事な走りを見せてくれました。

本日のまとめに参ります。

まずは5区のまとめです。

今回は5区の傾向とペース変動と区間賞争いに分けて解説してきましてた。1つ目5区の傾向。標準偏差全区間最大、上位争いのハイレベル化、攻略の難しい区間。
2つ目ペース変動。東洋宮下、3定点間でトップのペース。拓殖石川、下りでも強さ見せる。
3つ目区間賞争い。東洋宮下、元箱根まで区間賞、帝京細谷、最後の定点間で逆転。

次に6区のまとめです。

本日のまとめいきます。近年のトレンドは、高速化傾向アリ、区間上位争いがハイレベルに。
個人としては、青学高橋　超絶ラストスパート、駒澤花崎　中盤最速ペース、中盤以降の粘りで区間賞、順天堂清水　区間賞ならずも好走、中央若林　復路3位の流れつくる、創価濱野　往路の勢いのまま快走

以上、5区6区の図解フィードバック、いかがでしたでしょうか？

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それでは今日の図解フィードバックは以上になります。今日もありがとうございました。