付き合う意味って、なんですか?
付き合う、という選択肢。
わたしのnoteの良き読者であり、今でも連絡を取り合う学生時代からの友人からLINEが届きました。内容はこんな感じ。
人々はなんで付き合うのか…あんまり考えたことなかったテーマです。
確かに、ご飯や飲みは友だちでも成立するし、致しはワンナイトで解消できます。ワンナイトがツー、スリーと続いていった結果がセフレでしょう。
多様性が騒がれる(騒がれているだけ、ですが)この日本で、男女の関わり方は友人/彼氏彼女 の2つに限定されなくなってきました。
前述したセフレに、添い寝フレンドを略したソフレ。お金が絡んでこればパパ活なんてものもあります(ママ活もありますね)。
色んな関係性を選べるのに、それでも「付き合う」意味ってなんなんでしょう。執筆しながら自分の考えをまとめてみたいと思います。
付き合っている、というステータス。
わたし自身に向き合って付き合う意味を考えたときに、付き合っているというステータスの意味合いが大きいように感じました。
わたしが初めて付き合った年齢は23歳。主観的に見ても世間一般からしても、遅めのお付き合いでした。彼女いない歴=年齢という覆りようのない事実が、わたしのコンプレックスだったのです。
わたしは中学校・高校・大学と全て共学だったため、異性との出会いがなかったワケではありません。それでも学生時代誰ともお付き合いできませんでした。
男友だちと恋愛トークしている時も入っていけない。笑って聞くことしかできない。みんなが出来ていることが出来ないというのは想像以上の劣等感をわたしに刻み付けました。
そのため、何度かデートを重ねて、告白して。OKをもらった時、嬉しさもありましたが、それ以上に安堵感があったように思います。「みんなと同じことが出来た」と。
彼女/彼氏がいるということ。
彼女が出来てから、頑張れることが増えたように思います。なにか嫌なことがあっても、「まぁわたしには彼女がいるしなぁ」なんて意味わからない理由で頑張れていました(笑)
お付き合いしている相手自体の魅力や、一緒にいることによって得られる癒しも大切ですが、「彼女/彼氏がいる」ということ自体にも付加価値があるように思います。
語弊を恐れずに言えば、見ているだけで気分がアガるブランド品、みたいな感じでしょうか。
誰かが言った、付き合う意味。「セッション」
ここから、どこかで聞いた(なるほどなぁ)と思わされた「付き合う意味」を紹介していきます。どこで聞いたのか、誰が言ったのか、全く覚えていないおぼろげな内容です。
それっぽく言えば「詠み人知らず」、です(笑)
付き合うことは音楽のセッションによく似てる、と誰かは言いました。楽器を弾くのはひとりでも楽しい。でも、一緒に演奏してくれる人がいればもっと楽しい。
言い得て妙だなぁ、と感心させられました。ひとりでもいいけど、ふたりならもっと楽しい。でも、それはふたりが同じ曲を息を合わせて弾けているときだけ。リズム感が合わなかったり、そもそも違う曲を弾いていたり。そんな時は文字通りの不協和音となってしまいます。
誰かが言った、付き合う意味。「代替不可能性」
中学校だったか高校だったか…国語の試験の問題でとある説明文が出題されました。読み物として面白かったのでおぼろげながら覚えています。内容はざっくりこんな感じだったかな…?
はぁ~~~。
整理して記してみましたが改めて納得させられました。
「セフレ」も「ソフレ」も「パパ活」も「ママ活」も。複数人の「誰か」という不確定性を拭えません。しかし、「彼氏/彼女/恋人」という言葉はそれだけで「ひとり」を指します。他でない「私」を見てほしいから、たとえ口約束であっても人々は勇気を振り絞って告白するのかもしれませんね。
「「ぼくと/わたしと、付き合ってください!!」」
-ヒトカツ。-
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