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北の町を毎月にぎわすブックストリートの話
私が住んでいる北海道江別市には、月に1回開催されるブックストリートがあります。
それが『大麻銀座商店街ブックストリート』。
商店街に並べ長机に古本がずらっと並べられる青空市です。本好きにとっては行くしかないやつです。
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…月に1回ってすごくないですか?
しかも今日で102回目の開催…!
神保町とか鎌倉とか、ブックストリートに類するイベントは全国各地で開かれているし幾つか行った事もありますが、1年に1度のお祭りであって、毎月開催なんてなかなか見たことがありません。
ただ主催している団体を見ると「なるほどなぁ」と思いました。
主催しているのは一般社団法人北海道ブックシェアリングという読書環境の整備を支援する非営利団体です。
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多分お祭りとしてのイベントではなく”本に触れる環境を作る”ことに主眼が置かれているのでしょう。下記に引用したWebサイトの解説を見ても、一過性ではない「本による」賑わいの創出を目指しているように感じられます。
本事業は、あらゆる世代が手に取れるという「本」の特性を活かし、さまざまな職種・世代・居住区の人びとが気軽に集まることができるイベント「ブックストリート」を開催し、大麻銀座商店街において「賑わい」を創出するとともに、江別大麻地区における「顔の見える地域交流」を促進しようという目的でスタートしました。
2015年12月に第一回を実施し、以降、毎月実施しています。会場は江別市大麻東町13丁目「大麻銀座商店街」です。
今日の収穫
さて、そんなブックストリートを訪れたのは今回で3回目。
秋晴れが気持ちよく、子供達は少し妻に見てもらい、ありがたくゆっくり棚を見て回ることが出来ました。
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古本市は何でもある訳じゃないし、毎月同じ本を見かけたりもしますが、新刊書店には並ばないような本との出会いがあって面白い。気分は宝探しです。
ちなみに開催場所の大麻銀座商店街は面白いところで、ネコのパン屋さんやおしゃれなゲストハウス、学生と地域を結ぶコミュニティハブがあったりと、個性的な空間が集まった濃い場所です。
イベントもよく開催されていて、
今日も「おもひで祭り」という昭和の縁日を模した催しを行なっており、子供らがそこかしこで遊んでいました。
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ブックストリートにはきっとこれからも頻繁に足を運ぶので、商店街の面白さについてはまたおりおりに書いていこうと思います。
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