元アドレスホッパーが考える「お金がかからない暮らし」
こんにちは、高塚アカネです。
私は2022年から2023年9月まで、家がなくホテルを渡り歩くアドレスホッパーを経験しました。
この体験はコロナ禍が生んだ、特異な生活スタイルだと実感しております。
あの時代は、月額にして「30日31泊」+「大都市圏」をしているのに、
最低水準・7万円台だったのですから(;'∀')<ホテルもつぶれちゃうよ。
ひとり暮らしの家賃+光熱費ととんとんだ、それでも睡眠時間を確保できるならばメリットがあるんじゃないか。そんな思いで乗り出したアドレスホッパー生活でしたが、結局のところ働くだけお金は出て行ってしまい、実入りの少ない時代だったような気がします。(その経験のおかげで今があるのですが…)
未曾有の災害が落ち着いて、今度は「安い日本」になりまして、ホテル業界は一転、宿泊費がとんでもないインフレを起こしました。
徐々にその実感をしており、2023年中には宿泊費は10万を超えてきたことを理由に、4畳というタイニーハウスを借り、根無し草、やっと定住する。(;'∀')…という流れがあります。
今思うに、アドレスホッパー時代、宿泊費には水道光熱費も含まれております。
なのに、なんでお金が残っていないのか、については…
ホテルは24時間滞在ができない
宿泊が7万円台だった、というのにも、からくりがあるな、と思っています。
ホテルは「清掃時間」として、10時~15時頃が目安ですが、掃除にスタッフさんが入ってくれる時間帯があります。
最近でこそエコ清掃なる、連泊者の清掃は省く(その分安くする)というサービスもありましたが、私の場合は…という形で、
・翌日別の事務所に向かうのでチェックアウトした。(10時で出た)
・連泊の場合でも、基本10時~15時は外に出ていた。
これが、お金がじゃぶじゃぶ出て行っていた原因である気がします。
からくりを考える類似サービスとしては、「カラオケ」や「マンガ喫茶」。
1時間980円、など、多少の滞在料を含んだ金額で、サービス展開されていると思います。
私の場合、10時~15時、仕事であればそれは事業所におりますが、たまに休みだったときはどうだったろう。
・カフェに行ってた(ざっくり飲食で1000円以上)
・サウナ&大型のお風呂設備に行ってた(2800円とかです)
・癒しを求めてマッサージや整体などをお願いしていた(1万円強)
当時、家計改善を図ろうとしてマネーフォワードは始めておりましたが、すべてをクレジットカードに頼っていた時代です。
残高が残ればそれでいい、くらいに脳がマヒしていた時代ですが、履歴が残っているので、はっきりわかる恐怖です(;'∀')。
・食費は8万が常だった
・「美容」という項目がほぼ毎月5万オーバーだった※サウナです
・「健康」という項目も5万、という計上がけっこうある※整体・薬・ジムです
これだけで15万、宿泊費に7万、なので、手取りなんてもはや…(;'∀')…とお察しいただけるかと思います。
こういうことに加え、ネイル・美容室・服。
私が昔、けっこうな貧乏学生で、昔やりたかった、お金があったらやってみたかったと思っていた事柄はほとんどこの時代に回収しました。(そして脱毛も23年夏に契約しております)
自由を謳歌したい。そういう願望は満たされ、その私の中にあった人生の後悔を回収した結果ですが…
今はすっかりいろんなことが満ち足りております(;'∀')。
部屋は安くてもだな
今、ようやく底が抜けたバケツをふさぎ、毎月多少の余剰金を出すことに成功し始めてからですが、
・部屋にいる時間が長いと、お金が貯まる。
これがまこと、真理だと思えてなりません(;'∀')。
滞在費がかかるくらいです、「人の居場所」って、お金がかかるものです。
今や筆者、カラオケやカフェは、提供しているのは「場所代」だと思っております。不動産にお金がかかるのですから、当然ですよね…(;'∀')。
ミニマリストしぶさんが、「物に家賃を払ってどうする」と一喝してくれたのが2015年くらい…でしょうか。
人の滞在だってお金がかかるのに、家にモノを保管して住み心地が悪くなって、人が外に出ていたら、本当にもったいないことです。
カフェは家で、コーヒーを飲むのだと。
サウナは少し控えて、美顔器をレンタルするなどして満たされるのだと。
整体に行く前に、格安のジムだと。
そういう小さいところから少しずつ改善しておりますが、この記事のまとめです。
やっぱりお家、大好きだ。(;'∀')<4畳だけどね。
◆ ◆
◆ ◆