人は自分の鏡だ

我が家では時々、ネットスーパーを利用している。

お水やお米など、重いものを運んでもらえるので、とても助かっている。

でも、最近、配達の人の言葉や態度がイマイチで、嫌な思いをするのであれば、重いものを数回に分けて購入して持ってきたほうが良いような気がする。

以前、配達してくれていた人は、とても感じの良い人だった。

「こんにちは！いつもありがとうございます」

という挨拶から始まって、「これは冷凍なので、すぐに冷凍庫に入れてくださいね」とか言って手渡してくれた。

今は、インターフォンがなって返事をしても、返事は返ってこなくて、モニターを見ると、早く開けろとでも言わんばかりの態度だ。

忙しいのだろうと想像される。

だから、大慌てでオートロックを解除するのだが、それだけで、何だかガッカリする。

手渡してくれる時も、黙って次から次へと渡されても、手に持ちきれずに大変だ。

そして、帰っていく時も「これで最後です」とだけで帰っていく。

わたしが「ありがとうございました」と言っても知らん顔。

黙ってドアを閉めて帰っていく。

買い物をして、もの凄く悪いことをした気になる。

でも、よく考えると、わたしも同じような態度をとっていることがある。

仕事などで、何かに夢中になっている時に声をかけられても、気持ちの良い返答をしていないことがある。

役所などで、いい加減な対応をされると、挨拶もしないで窓口を後にすることがある。

同じだ。

人は自分の鏡だ。

配達をしてもらって、毎回、嫌な思いをして、その度にクレームを入れようかと思うのだが、自分と同じだと思うと、もしクレームを入れると、ゆくゆくは自分自身に返ってくる。

まずは自分の日頃の態度を見直すことにしよう。