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自分ができることとやりたいことを線引きする

この度、ご縁をいただき、術後浮腫で困っている方のケア(サポート)を
されている整体師さんと話をすることがありました。

その整体師さんは、手術前からその方の体のケアをされていて、
術後も整体に通われたいという希望があったので、引き続きサポートをされています。

が、浮腫が強かったりすると、どこまでしたらいいのか。
どんなサポートができるのか、不安になっておられました。

整体師さんとお話をしながら、
医療的なことはできませんが、
その人のお悩みをそっとサポートすることはできるんじゃないかなと

でも、そのためには、
その整体師さんができること、できないことの線引きは
結構大事だなと改めて感じました。

私が病院勤務時代、
勘違いをして、医療的なことまで患者さんにアドバイスをしていた時期がありました。
でも、それは職域侵害になり、大目玉をくらったことがありました。
(そこまでするなって言われただけなんですが・・・。)
色々勉強するので、知識がありますが、
それでも、自分ができることとできないことの線引きは大事。

それは自分を守るためでもありますが、
相手を守りためでもある。

もしかしたら、逃げととらえらえるかもしれませんが、
何でもかんでも自分が全てしなくてもいい。

自分が何ができるのかではなく、
自分が何がしたいのかを考える方がいい。

やっぱり、職種ごとにやれることは決まっていますし、
法律でここまで!という線引きがあるので、
それ以上すると、何かあった時にだれが責任をとるんだってことになります。
何かあった時に被害を被るのは患者さん

『自分がやることは、全て自分が責任を取る』
ここが根っこにあると、
何でもかんでもすることで、全て自分が責任をとれるのかを
自分に問いかけてみる。

そうすると、
自ずと《自分ができること》と《自分がやりたいこと》の
線引きができるんじゃないかな~。

自分がやりたいことをして、
それ以外のことは、やれる人にお任せする。

ちなみにできることが多いのはいいことですよ。
知識や経験に裏打ちされた言葉は説得力がありますから。


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