【映画感想文】世界一幸せな食堂(食事に集中するということ)
(書き終わってみたら映画の感想文ではありませんでした。)
この映画の中に「スープでもよく噛む事」というセリフが出て来て、噛むってそんなに重要なのか、と思います。
「あなたの胃腸を噛む事で助けてあげて」というセリフも出て来て、なるほど「ご飯は喉ごし」とか言っていた私は胃腸の事を思っていなかったなぁ、と反省しました。
よく「呼吸は唯一自分でコントロールできる自律神経」なんて言いますが噛む事もやっぱり自分でコントロールできる内臓のお手伝いなのですね。
そんな訳で胃腸のあまり強くない私は最近「よく噛んで食べる」事を試みています。
以前「マインドフルイーティング」について書いて、その後も食事に集中する事は続けています。
しかし雑念クイーンの私。本当に3口ぐらいで別の事考えている。どうにかならんものか。
ここでよく噛むチャレンジを続けていて気付いた事がありました。
私は「食べる」って「食べ物をよく見て口に運ぶ」だと思っていたのですが、よく考えると「口に入れて咀嚼して飲み込む」が「食べる」ではないか!と気付きました。
雑念クイーンは目に見えなくなると途端無かった事にしがちですが、むしろ「咀嚼して飲み込む」方が人間にとっての正確な「食べる」ではないか。
そう気づいてその部分を意識すると、口に運ぶまでを意識していた時より断然集中力が続きます。というか、よく噛むチャレンジで「20回は噛む」を目標としていて、噛む事を意識しないとあっという間に飲み込んでしまうので、集中せざるを得ません。
「目に見えないけれども確実に存在する自分の内側」に意識を向けるなんていかにもマインドフルネス感ありますよね!たとえ口の中だとしても。
マインドフルになるどうかは別としても、よく噛む事で確実に胃腸も良くなっている気がするのでちょっと続けてみようと思っています。
ただ残念なのは食事に時間がかかり、食事が終わる頃にはすっかり食べ物が冷え冷えになってしまうのですよねぇ。何かいい方法ないでしょうか。
あ、映画はゆったり安心して見れる映画です。