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4年越しの町田リス園へ

や、行ったのは初なんですよ。


元々あぶみさん(友人)と一緒にリス園に行ってみよ!って話をしてたのが、2020年の11月で。……うわすごい、当時のLINE見たら「今離乳食1日1回?2回?」「いやまだ全然1回よー」とか会話しとる(笑)。
それがコロナ禍やら体調不良やら、行けそうと思った日がリス園の休園日やら、まぁこれでもかと予定が合わず。結果的に何度も遊んではいるのだけれど、一番最初、本当は『はじめてオフでお会いする』予定だったリス園に、結局4年間ずっと行けてなかったのである。
今回も雨が不安なところではあったけど、そのへんはほら、私ですから(※晴れ女的なそれ)。ギリギリ曇り、最後だけちょい雨程度に抑えられました。やっと行けたよー!!!


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改めて、登場人物。
・あぶみさん……オタ友兼ママ友。
・あ子ちゃん……あぶみ家のお嬢さん。4歳。
・私……とりあえずカメラ構える系オタク。
・娘ちゃん……4歳。

まずは町田駅に集合。
昼食を食べて、バスで町田リス園に向かう。バス停が思ったより遠かったので、子どもらが眠い疲れたと騒いでた(JRルミネでご飯を食べたのミスったかなー!小田急側の方がバス停に近かったぜ)(ご飯はとても美味しかったです)。
バス停まで歩く間、あ子ちゃんが娘と手を繋ぎたがるも、娘が拒否。あれ、いつもは仲良くおてて繋いでるじゃん、どした。なんかお昼ご飯を食べた後で(細かい内容を忘れたんだけど、なんかぐいぐい来られちゃった感じで)やたら娘があ子ちゃんを怖がってた時間があって、最初はそれのせいかなーと思ってたんだけど。結局その後、仲良くケラケラ笑いながらじゃれあったりして、帰宅後も「もっとあ子ちゃんと遊びたかった……」って2回言ってきたにも関わらず、「でも次も手は繋ぎたくない」との主張だった。確認したけど、あくまでも「あ子ちゃんは好き」とのことです。そっか。
まぁその2つは両立する感性か。幼児、たまに変なこだわり見せてくるよね。とりあえずあ子ちゃんのことが好きではあるなら、それでいいと思うよ。

(そういえば、保育園で一番仲良しの女の子がいるんだけど、「その子のことは好き」「でも自分のお気に入りの黒猫ぬいぐるみは触られたくない」って最近言うようになったなぁ。潔癖というほどでもないと思うんだけど、なんかそういう、パーソナルスペース的なこう、自分だけの領域が広めなのかもしれんなぁ娘は……)

さておき、バスで『薬師池』へ。
おぉ、歩道にもうどんぐりがめっちゃ落ちとるな……早くもリス感が溢れている。
尚、リス園の中にはどんぐりは持ち込み禁止だ。チケット売り場に『リスにとって毒になるどんぐりもあるから持ち込まないでね』の張り紙があった。そういうのもあるのか、なるほど。

入り口からクセと圧が強い。


あとそうそう、町田リス園は現金オンリー施設だ。もっと書くと、事前に100円玉を多めに持っておく方が良い。
行ってみて(お?)と思ったのが、中のスタッフさんの何割かが、見れば障害者の方だとすぐわかる感じの方で。後で調べてみたところ、園長さんが障害者雇用に力を入れている方らしい。勿論暴れたりする人たちではないのだけれど、おそらくは難しいお金の計算などは厳しい方々。そこで「だからお金は任せません」ではなく、『ウサギの餌は100円です。お釣りは出ません。大きいのしか持ってない人はそこの両替機で自分で両替してね』というのはなかなか思い切ったやり方をとったなと感心した。確かに、こっちでお釣りが出ないように用意すればいいだけではあるな。
目から鱗だ。なるほどなー。

園内はあまり広くはない。
多分人によっては1時間も居れば終わってしまう感じだ。我々は13時に到着して15時前に帰宅したから、2時間くらいいたことになる。尚、満足感はだいぶ高かった点を最初に書いておく。

一番広いのは、リスたちの放し飼い空間だ。
100円でリスの餌も買える。リスはだいぶあちこちにいたけど、餌を差し出しても意外と寄ってこない子が多い。人間を警戒してるとかではなく、お客さんも多かったので単に満腹だったんだろうなと思う。んー、13時は遅かったかな。
まぁそれでも何匹かと戯れることができた。可愛い。

ひゃーーーー
正面顔もキュート
しっぽがふわふわ
ぴょこぴょこ
「チカラが……欲しいか……」
(欲しい)


子連れだとどうしても自分の子に構いがち(それぞれの親子で単独行動しがち)なんだけど、途中で合流したあぶみさんに「なんか、リスから餌貰った……」って言われて二度見した。は???なんて????
聞けば、リスに餌をあげようとしたら、ミトンの上にペッと餌を吐き出されたんだって。餌はひまわりのタネだから中身が空なのかと思ったら、ちゃんと中身があったんだって。
えぇ、なんで……?そんな面白い現場を見逃したの悔しすぎる。リスに養われる女。

カカシにぎょっとする。
なんで宙に吊った?


ちなみに、リス園と言う割に他の動物も結構いる。

めっちゃでけぇ亀(放し飼い)
赤ちゃん亀かな。ちいちゃい!
うさうさ
モルモル


で、土日限定イベントだとかで、モルモットとの触れ合いタイムがあった。
娘は参加したがるが、あ子ちゃんはずっと「ぬいぐるみ早く買おう?」とご主張。本物を撫でるより、早くお土産コーナーのぬいぐるみが買いたいらしい。じゃあえーと、娘だけ並ぶか……(チケットの半券が必要なので、これに参加する人はわかりやすいところにしまっておくと良い。尚、付き添いの人はお金が取られないのを知らなくて、そしたら逆に100円玉が足りなくて、急いで両替機に向かった。100円玉の事前準備、大事です……!)。

最初にモルモットについての講座がある。
クイズ形式で楽しい。
折角なので皆さんにもクイズを出しておこう、モルモットの歯は何本あるでしょう。

①2本
②4本
③10本
④20本

正解はー……(ドゥルルルルル)


④20本 でした!

完全草食動物のモルモットは、前歯4本で噛みちぎったものを奥ですりつぶす為の歯があるんですね。
ほほー、知らなんだ。

と、いう話を聞いて、モルモットを撫でて、途中でスペシャル餌(りんご)が与えられ、また撫でて……という時間を過ごしていたら、係の人がまた巡回してきた。

歯だ……!

まさかここで本物が回ってくるとは思わなかった。いや思ったよりだいぶびっしりしとるな。
(手前が上あご、奥が下あごだったと思います)
友達に後で写真を送ったら「牛の歯に似てる!」とコメントをもらった。そう言われると、草食動物だとそうなるのかってなるなぁ。いや君もよく牛の歯の形状を知ってるなと感心するわけだけど。オタク、時々謎の博識をさらっと見せつけてくれるぜ。

娘はまだ遊びたがっていたけど、雨もそろそろ降りそうだから今日は帰ろうか。
あ子ちゃんも「そうだよ、むすめちゃんは何のぬいぐるみ買う?」「買うのはちょっとだけだよ?」とか言ってる。待って、なんかいつのまにか娘もぬいぐるみ買うことになってない???あの、あ子ちゃん???www
や、一緒にいる子がお土産でぬいぐるみ買うならまぁうちも欲しがるだろなとは思ったし、おみやげコーナーを必ず通って帰らないといけない仕様なので想定の範囲内ではあったけど、当然のように話を進めていくあ子ちゃんが面白すぎた。幼児そういうとこある。

娘が最初に選んだウサギはちょっと他のより割高だったのと、うちに別のウサギいるじゃんなーと思ったので一度諦めてもらった。次に選んだのはモルモット。うーんまぁ、こっちなら……えぇか……。あ子ちゃんはウサギ(割高ではない)をチョイス。君たち、リスを見にきたんじゃなかったっけ。2人ともリスを選ばないのジワる。いいけど。
(あと、店の隅の方に『チップとデール20%オフ』と書かれたディズニーコーナーがひっそりと哀愁を漂わせていた。どうした、ここではリスの売れ行きが悪いんか……???)

帰り道、あ子ウサギと娘モルモットがいちゃいちゃじゃれてた。仲良しで何より。

ちゅっちゅっ

ちなみに娘、半分くらい『ハムちゃん』って呼んでる。それはモルモット界隈に怒られそうだから訂正しとこう。モルちゃんだよ。

モルちゃんのことは実際大変お気に召したらしく、昨日は一緒に寝るとまで言い出した。あまりぬいぐるみと寝ることはないんだけど、まぁ遊ばずにちゃんと寝るなら良いよ。
そんで、帰宅後もうちに元々いたウサギのぬいぐるみとセットにされている。サイズ感がちょうど良いな……あとやっぱり、あそこでウサギを買う必要はなかったよな我が家。
モルちゃんにしてよかったです。

我が家のウサギ(ズーラシア生まれ)。
あ子ウサギにちょっと似てる。


結局町田リス園でかかった金額は、
・入園料(大人500円、子ども300円)
・リス餌(100円)
・ウサギ/モルモット餌(100円)
・ふれあいイベント(300円)
・ぬいぐるみ(1500円くらいだったかな)
あと交通費、おわり。
この濃い内容で、だいぶお安かったなという感想だ。やー、行けて良かった。あぶみさんとの約束も4年越しに果たせてよかった。

次はどこ行こうねぇ。
楽しかった!

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