保育参観+面談に行った
先に書くと、面談で超褒められた。
ウチの子自慢なんて聞きたくないわって人は閉じていただいてね。いやなんか……育てやすい方なんだろうなーとは思ってたんだけど、そんなに?みたいな話だったので……。
最初に、参観。
親はベランダテラスに出て、窓(のぞき穴の空いた画用紙が貼られている)からこそっと中を覗く方式。後半は園庭を駆け回っていたので、そのままベランダから見守り続ける。
勘のいい子が途中でこちらに気づいたりしたけど、娘は最後までこちらに気づかないままだった。尚、年中さんのクラスの親は堂々と園庭に立ってたし、でも子どもらも全然そこに群がって行ったりとかしないようだった。えっ、来年からもうそんな感じ……?えっ、えっ、マジで……???(動揺)
娘はYちゃんと仲良しらしいとは聞いてたけど、室内遊びでは一緒にぬいぐるみ遊びをして、でも外遊びは完全に別行動というか、割と1人で駆け回ってた。これまで他の幼児たちと(オフで)遊ばせたりしてるけど、この年齢ってなんとなく『特定の誰かといつもべったり♡』より『今私はこれがしたい』優先の個別行動が多いよね。面談でも、4歳ならそれで大丈夫と言われた。あの「お、お友達を作らなきゃ……!(ドキドキ)」みたいな感じって、何歳くらいからだっけねぇ。人の成長って不思議だ。
参観終了。
2時間くらい空いてからの面談タイムなので、『ファミレスで昼食をとってデザートもつけちゃう』+『自転車があれば行けるけど微妙に遠い業務用スーパー』に行って『卵と冷凍挽肉を買う』をやってきた。
子連れでスーパーに行くのまではできるんだけどさ、冷凍食品ってハードル高くない?帰り道に「公園よりたーい!」とか言われて詰むのが嫌。我が家は旦那に「仕事帰り買ってきて」を任せまくっているけど、そうなるとちょっと遠い業スーにわざわざ行けとか言いづらいわけでさ。やったーチャンスだ!とばかりに自転車飛ばしてきた。いえーい。
2時間の自由時間は秒で過ぎた。早い。
園に戻って、先生と2人きりでお話をする。さて、どうですかねうちの子。
まず最初に「賢いですよね」って言われたの、すごく不思議な感じだった。小学校なら授業科目の取り組み方とかテストの点数というわかりやすい指針があるから、その評価もスッと入ってくるのだけれど、まだそういう何かしらがない『保育園』という空間で、最初に出てくる評価がそれなんだ?っていう。
どうやら他の子に比べて「なんでこうなるのかな?」などの知的好奇心が強いらしいとの評価を頂いた。確かにまぁ、家で絵本読んでる時とかも「よし、調べてみよう!(=ママのスマホで検索しろ)」って言ってくる。デジタルネイティブだなーなんて笑ってたけど、あれも褒められるべき姿勢ってことでよかったんか。図鑑にはあんまり興味を示さないんだけどなぁ、まぁ好みもあるのか。
友達と意見がぶつかって喧嘩することもあるけど、時間をおいて「〇〇ちゃんがお話がしたいって」と先生が間に入ってくれたのを受け入れられる器量もあるとのこと。それはとても良いことだねぇ。
男の子とも積極的に遊ぶ、というほどではないけど、別に忌避もしていない。ふむ、やや乱暴というかヤンチャというか……な子もいる印象だったので、どうだろうなとは思ってたけど。そのくらいで穏やかに過ごせているなら何より。
そうそう、事前にプリントが配られていて、『何か聞いておきたいことや相談したいことはあるか』という箇所があり。
正直あんまり困ってることってなくて、そりゃまぁお箸ちゃんと持てないなとか夜のオムツいつ外そうかなーみたいのはあるけどまだ焦る段階でもなく(という話も、「その、焦らず今の娘ちゃんを受け入れてるっていう姿勢は多分娘ちゃんにすごく良いこととして伝わってます」と褒められた。あざす)、とりあえず「食事中に席を立って走り回る」って書いたんだけど、
「娘ちゃんが??????ってここ二度見しました」
「いつも、足も開かずにピシッと姿勢良く椅子に座ってて、スプーンでコップの中をくるくるかき混ぜて遊んでる子を注意してるくらいの頃にはもう手をお膝に置いてスッと大人しく座ってて、『ほらみんな見て!むすめちゃんを見習って!』ってみんなのお手本にしてるくらいで」
「前はソースとかがついてるものは食べたがらなかったでしょう。今日ミートソースグラタンでしたけどちゃんと食べてまして、あっ克服してるなーって」
「食事のカットですか?いや、こちらではしてないですよ」
んっ、えっ、えぇ……?????
食事のたびに席を立って私に注意されて、ハイチェアだと滑り落ちるからと股の部分に紐を通す工夫を凝らしていて、食事は小さく切れと指示を出す娘が……?自炊をほぼせず、冷凍食品と買ってきた弁当とレトルト品ばかり提供してる上に食べながらテレビとか全然見てる我が家の食育状況で……?
ものすごくダメな育児をしているとは言わないが、褒められない育児もそれなりにしてる自覚があるので、褒められて照れるとか天狗になるとかよりも「えっ、なんで……?」「そ、そんなに……?」っていう困惑の方が正直強い。
娘が勝手に優秀に育ってくれて、こちらは何もしてねぇな感。育児のアドバイスとか求められてもマジで何も言えない。姿勢の良さとかマジでなーんも言ってないぞ……???
あと、「目を見てお話してくれるのが嬉しい」「娘ちゃんと話してると、こっちの口調が柔らかくなるんですよね。『あれっ?!私普段こんな口調じゃないな?!』ってびっくりします」って言われた。
(育児しながらめちゃめちゃスマホ見てますが……?とかまた思わなくもない)
口調はなんだろうなぁ。
私や夫の口調と同じなのかと言われると、それもあんまりよくわかんないんだよな。そんな、人にうつすような特徴的な口調でしたっけ……?えー、わからんな。わからんけど、柔らかい口調で周りに影響があるなら、それは良いことなんだろうなぁ。
「こう、園では補助しきれない『おうちで今後これを頑張ってほしい』みたいのは一切ないです」とのことだった。
いやまぁ、それはほんと、何よりです。はい。
優秀だねぇ娘ちゃん……。
話しててちょっと思ったのは、オンとオフを使い分けてるのかもしれないなぁと。
保育園では「おねえさん」の自負があって、家で甘えてるのかもしれない。「バブちゃん」とか言ってるし。生き方がうまいなぁ。
話が終わって、部屋を覗き込む。
みんなが暗い部屋でお昼寝中の中、1人上半身を起こしてお待ちかねの娘がいた。「今日早お迎え(はやおむかえ)だよ」とだけ言っておいたのをめちゃめちゃ楽しみに待たれてたらしい。これ早いって言っても16時の話とかだったらどうするつもりだったんだよ。
あまえんぼベイビーと、一緒にミスド食べて帰った。いつも保育園ではお姉さんして頑張ってるのだと、聞けてよかったよ。