仕事先から見る『ぴよログ』の愛おしさ
や、保育園の時は別だけど。
パパが娘をワンオペで見てくれて、私が仕事してる、そういう日に。
「娘ちゃん、今どうしてるかなー」は、ふとした瞬間に思うものだ。勿論、何かあれば電話のひとつもかかってくるだろうから、心配はしていない。便りがないのはよい便り。
それでも「元気かなー」って考えることを止めることはできない。
我が家は、夫婦で『ぴよログ』の情報を共有している。ご飯の記録、うんちの記録、病院に行った記録など、記録として残す習慣を教えこんでいるので、スマホを見れば(打ち込み忘れてなければ)なんとなく、今娘がどういう状況か伝わってくる。
あ、おやつ食べてる。
あ、寝た。
あ、うんち出た?よかったねぇ。ちょっと固めかー、了解。
別に、写真がついてくるわけではない。
そこにはただ『寝た』という2文字の記録があるだけだ。なのに、それを見て「お、寝てる。かわいー♡」って思ってしまう。なんだろうなあれ。文字は別に可愛くもなんともないだろうに、なんかもう条件反射のごとく「かわいい♡」って思ってしまう。
その文字の奥にある娘の寝顔を勝手に想像して目尻が下がってるんだよね。チョロすぎんか、この親。
そういえば、まだ娘が生まれる前なんだけど。
PASMOの広告だったか、「子どもが駅を通過するとメールでお知らせするサービス」みたいのを見かけて、(いるかそれ?)って思ったことがある。
仮にこう、誘拐事件他が途中で発生したとして、そりゃまぁ気づくのが早いに越したことはないけどそれだけだよなーって。その『それだけ』が大事なんだろうとは思うんだけど、どうも実感が湧かず。
でも今それを思い出したら、(いや、いるな!)っていう気持ちになってきた。
あれだな、こう、点と点を繋げば線にはなるんだけど、その途中にも点を打った方がよりまっすぐな線が引きやすいみたいな。空白部分が長すぎると不安が増すんだわ。その間を繋ぐ『今こうしてるよ』の情報がちょこちょこ入ると、それだけで解像度が上がって安心できる。
なるほどなるほど。
まぁ、あんまりそういうことばっかりしてると、いつまでも子離れできない過保護親になりかねないので、ほどほどにするのが良いのだけれど。
とはいえそれはもっと先の話だ。まだ1才半の娘の情報なんて、あればあるほど助かる。
いい時代になったなぁ。
今日は、私が出勤で、パパが娘を見ている日だ。
私が出かけた後の記録はまだ更新されていない。ぼちぼちグズり出して午前寝に入るか、案外大人しく遊んでいるのか。
天気は良いけど、寒い日だからなぁ。2人で仲良く、良い日にしてほしい。私は仕事頑張りつつ、たまにログだけ見てニコニコしていることにするよ。