絵本レビュー:『とんでけ!ぷいぷい』
今のハッピーセットの絵本なので、まだ手に入れてない人は是非(少し前から売り出してた本だから、もう売り切れてたらごめんね)。
ヘッダーはマクドナルド公式の絵本紹介ページからお借りしております。
※ストーリーのオチというか、着地点がどうなるかまで触れていくので、ネタバレNGな人は先にハッピーセット買ってね。
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『ちちんぷいぷい、いたいのいたいのとんでけ』の呪文を知らない人はいないだろう。
この絵本では、転んで痛いと泣く子におかあさんがこの呪文をかけてくれる。「とんでけ!」の掛け声と共に生まれ出たのは、おまじないのようせい『ぷいぷい』。ぷいぷいはそのままびゅんびゅん飛ばされ、空を飛び、海を飛び、世界中を飛ばされていく。たくさんの楽しい世界を満喫して、最初の子どものところに戻ってくるころには、ぷいぷいも子どもも「もういたくない!」と、にっこりハッピーエンド。
まぁそういう本だ。
友人からは「痛みであるぷいぷいを雲みたいな可愛いイメージにするのは中々思い付かないな…」と感心された。確かに。そのへんは流石カナヘイさんだなって感じ。
ちなみに、カナヘイさんといえば……で思いつくウサギとかのキャラクターイメージってあると思うんだけど、ぷいぷいが飛ばされてく先にもそのへんのお馴染みキャラが結構いる(具体的なキャラ名があるのかちょっとわからんけど、見かけると「あー、このウサギ見たことあるわ」ってなる系のそれ)。そのワイワイと賑やかなキャラクターたちの中に『〇〇をさがしてね!』の探し遊びも用意されている。
隅から隅まで楽しくて良い。
娘もだいぶ気に入っている、よかった。
絵本のテーマとオチがこれなので、娘が転んだ時に「いたいのいたいの、とんでけ!『ぷいーーっ!』」とぷいぷいの鳴き真似を入れるとだいぶウケるようになった。
いやこれ育児してる時にマジで助かる、ありがとうカナヘイさん。ここに視覚的なイメージ(しかも可愛い)がついてくるの、だいぶ強い。
尚、余談ですが
大人たちは相変わらず自由だなという会話もついでに載せておきます。
かわいそうにじゃないんだよ。
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