平行線の価値観
知人が編み物に挑戦し、正月休みを利用してたった数日で編みあがったその帽子を娘にかぶせた写真を送ってきた。
100均の毛糸と鍵棒で、数日で仕上がったとは思えないクオリティーの高いその帽子に”なんて器用なんだ”と感激して、一緒にいた人にその写真を見せる。
「1000円も出せば買えるものをわざわざ編んでバカだな~(笑)」
なるほど、価値観はこんなにも違うものだ。
私の価値観からするとその価値観を可哀想に感じるわけだが、あちらの価値観からすると、意味のないことに時間とお金を費やすことを可哀想だと思っているのだから、折り合わない。
それが親だったりすると、自分のこの価値観はどのように育まれたのだろうと深い迷いに陥ることもある。
そんな人とはできるだけ関わりたくない、と思いそうなところを、これまた面白くて、自分にない価値観だからこそ、異常な興味や好意が生まれることがよくあることも人生の妙味…
とはいえ、興味があるだけで、あちら側にはいきたくないと心底思う自分がおります…
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