#5 "ADHD"と''就労''について
グレーゾーンの子どもの教育について。小学校教員をしていて思うことがある。
教員はどんな児童にも理解がある。そして、周りの子どもにもお互いを受け入れられるように教育する。少なくとも学校にいる間は居場所を作るのが私たち教師の役割だと思っているから。
学校現場にはADHDと共に生きる生きる子ども、ASD(自閉症スペクトラム)と共に生きる子ども、愛情不足によって障がいがあるかのような状態になる情緒不安定な子ども、様々な生きづらい子どもが存在する。その子どもたちを受け入れる場所を教員は作らなければならないし周りの子どもたちもそのような子どもたちと関わることで''他者を理解する''と言うことを学ばなければならない。(インクルーシブ教育)
しかし、学校を卒業して社会に出てもその子どもたちの持つ難しさは変わらない。それどころか、今まで理解してくれていた同級生と別れると待っているのは、''見ず知らずの同じ会社の人''。そしてその人たちからは''難しい人'' 扱いされることになる。居場所がなくなるのだ。
このようにならないために私たち教員や、親がすべきことは居場所を作ること以外に何があるのか。
その答えはただ一つである。
その子に自分を理解し自分の幸せのために行動する力をつけさせること
これに尽きる。
グレーゾーンのADHDやASDはその人の周りの環境によって武器にも、障害にもなり得る代物だ。自分を知らずにみなと同じことをしようとしても辛い。それは当事者である私が一番よく分かっている。
しかし大人になった子どもたちが自身の得意なこと不得意なこと、好きなこと、嫌いなことをこれでもかと言うくらいに細かく分析し、自分が活き活き活動できる場所に身を置くことができればその人は必ず幸せになる。
まとめる。
発達障害を持つ子どもの幸せな就労のために教員や親がすべきこと。
1.発達障害をもつ自分を理解し受け入れる
2.自分に合った職場や、働き方を見つける
この手伝いをすること。
2.の、''自分を理解する''はすぐにできるものではないため、その方法をおいおい発信しいこうと思う。
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