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みかえり

手帳に書いていた。だいぶ前に。

 結果は大事だけど過程はもっと大事。
 人への見返りはしないこと。

なんで書いたのかは、覚えていない。
きっと、その時。大事にしたかったのだろう。
今も同じ。



あぁ。これだけやったのに。
あぁ。割に合わない。
あぁ。なぜ、どうして。

労力に対して期待が満たない。

もしかしたら、誰しもあるかもしれない。
わたしはちょくちょくある。

小学生のころ。
スリーポイントショートの練習をたくさんしたのに、
試合では決まらなかった。

中学校のころ。
これだけ、テスト勉強をしたのに、
点数が上がるどころか下がった。

社会人なりたてのころ。
これだけ、仕事を覚えようとしているのに、
失敗ばかり。

どこかで「みかえり」を求めていた場面。

共通して言えることは、
・試合でシュートを決める
・テストの点数を上げる
・仕事をおぼえる
というように、「結果に帰属」している。
結果への帰属意識が高ければ高いほど、
その結果が、期待値を下回った時、どうして?となる。


少しだけ年をとった、今。
結果もさることながら、その過程が大事であり、
よい過程がよい結果を生む。ということを知った。
結果が目標に達していなくても、
過程を大事にしたことで、
振り返る術をいつごろか覚えていた。

これが、「人」の場合はどうだろうか。
「自分がこれだけやっているのに、なんで応えてくれないのか」
自身の結果に対して見返りを求めることは必然なこと。
しかし、
他者の行動や言動に見返りを求めてしまうと苦しくなる。
また、相手を窮屈にしてしまう。


手帳に書いていた。だいぶ前に。
 結果は大事だけど過程はもっと大事。
 人への見返りはしないこと。

大事にしたい。

では。では。

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