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冴えている

冬になると冴える私。

昨日の朝3番テーブルのスタンドがついに点かなくなってしまった。先週あたりから接触が悪いのか時々チカチカしていて気にはなっていた箇所だ。
さあ開店。の段階で気付いたのでその日は仕方なく電球の点かない暗めのテーブルになってしまったがここを選んで来てくれたお客さんには申し訳ない気持ちで1日過ごした。
それは
久々の夫婦2人のランチだったかもしれないし
楽しみにしていた息子とのティータイムだったかもしれない。
ずっと前から約束していたモーニングだったかもしれないし
疲れを癒すひとときだったかもしれない。
ああ100%でお迎えしたかった。

代わりのスタンドを買いに行くといっても近場では売ってないしAmazonのBLACK  FRIDAYでは味気ない。
それともうひとつ問題があって
父は動かないように両面テープか何かでテーブルにピッチリ固定しているのだ。
無理にベリっと剥がしたら塗装もろとも剥がれてしまいそうで怖い。

さて
どしたものかと
寝ながら考えき考え
朝方閃いた。

これから

ある。テーブルが倉庫にある。
コロナの時に席を減らしてそのままのテーブルがいや待てよスタンドもある一緒に倉庫にある赤いやつがある。
自分の発想にウキウキして5時から起きて倉庫の奥のテーブルや椅子。スタンドを引っ張り出して磨き車の荷台へ乗せる。鍛冶場の馬鹿力だ。

そして恐る恐るセッティングしてみたら
何ともいい感じの冬感。
私って冴えてない?

これへ

でも何が素晴らしいかというと
使わなくなったものも大事にしまって置いてくれた父のおかげだ。
古くなってしまっておいたものが一周回って新しみさえ感じる。ほんとうにありがとう。

隣のテーブルもお揃いに

店も古くなり備品も古くなり思わぬアクシデントもあるけどその都度どうにか切り抜けてそしてその度にますますこの店が好きになっていく私。

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