
ゆるグルテンフリー継続中
半年ほど前から、ゆるっとグルテンフリーをはじめた。
グルテンを摂らない。要は小麦粉を食べないってこと。
しかし、これを実行するのはなかなか至難の技で。
世の中は、パスタ、パン、うどん、ピザ、お好み焼き…、グルテンベースのものにあふれてて。
私の場合どれも好物だったもんで、最初のころはとっても寂しかった。
寂しいだけじゃない。外食するにしても、イタリアンは当然パスなど、お店のジャンルが限られてくるし、移動の合間にサクッと街中でランチしようと思っても店選びにはえっらい困る。
さらに、小麦粉を主原料としないもの、例えばお醤油、七味唐辛子、サプリなどにも入ってて、想像以上にグルテンフリーは面倒くさかった。
なので、完全グルテンフリーは早々に諦め、「ザ・グルテン」的なものはさすがに避けるものの、ちょっと入っているくらいは「ま、いっか」ってことで、「ゆるグルテンフリー」なるものを続けている。
きっかけは「耳かゆ」
1年ちょっと前から、急に耳がかゆくなって気がつくとかさぶただらけになっていて。耳鼻科にいくと「内耳の皮ふが薄くなってますね。要は老化ですね」という診断。
「また?不調は何でも老化ですませるのね」なんて思いつつも、しゃあないなと処方薬で対処しやりすごしていたら、今度は口元に繰り返しカサカサ湿疹ができはじめた。
皮膚科に行くと「細菌が繁殖したみたいですね」とこちらも処方薬での対処。一旦は治るものの、2月ほどすると同じところに同じ症状がでてしまう。再度皮膚科にいくと「クセになっちゃったみたいですね」と一段階強めの薬を処方され、何とか収まるものの、その後、数ヶ月おきに耳も口元も繰り返し同じ症状が出るように。
皮膚科で「アレルギーでは?」と聞けば、『アレルギーはすぐに反応するから、当てはまらない』とのこと。鼻水もくしゃみも出ないし花粉症でもなさそうだし。そんなこんなで症状が出ては医者に行き、落ち着いてはまた症状が出て、がルーティンとなっていた。
が、あるとき気づいた。
パスタを食べた時、サンドウィッチを食べた時の翌日に症状が出ることに。
あー。原因は小麦粉だわ。
ってことで、とりあえずパスタ、パン、うどんなどの「ザ・グルテン」を避けるに至ったわけだ。
「アレルギーでもない。けど、食べ物に反応はしてる。何だろう」と思っていたら、相方が「多分これじゃない?」とLINEを送ってきた。
「リーキーガット=腸管壁侵漏」と耳慣れぬ言葉がそこに。
W○kiによると腸のバリア機能が低下して腸壁の透過性が上昇することで、本来、腸(Gut)を透過しない未消化物や老廃物、微生物成分などが生体内に漏れ出す状態(Leak)をいうらしい。で自己免疫疾患やアレルギーを引き起こす。あとからアレルギー症状が出るものは「遅発性フードアレルギー」というそうだ。
原因は生活習慣の乱れや過度の飲酒、慢性的なストレス、炎症性腸疾患や2型糖尿病などの疾病、外科手術やがん化学療法などいろいろだけど。
これだ!と納得。
1度医者に行かねばと思うけれど、この検査がなんと5万円もかかるので、まだ様子見中。
ただ、調べると、大谷翔平君もはじめ、トップアスリートでグルテンフリーを実践してる人も多いようだし。
あと、小麦粉の代替品の米粉や豆粉のパン屋麵も意外にイケル。あと、油や白砂糖も摂らなくなって、今流行りの「せいろ蒸しクッキング」にもハマリ中。ヘルシー食が定番になりつつある。
もしかしたら痩せる?
なんてことを期待しながら、もうしばらく「ゆるグルテンフリー生活」を楽しんでみようと思う。
あとは、断酒か?
それはもう少し考えて、結論を出そう。