「名前も知らないアート」が対話を生み出すきっかけに
※収録時の音声を「音声入力機能」を使って文字起こししています。多少整えていますが、「話し言葉」であることをご了承ください。
にこさんの今思っていること、略して「イマオモ」
ども、にこさんです。この番組では私自身が見聞き経験してきたことをベースにした、ちょっとした生活や仕事の工夫ハックみたいなものを話したり、これから行ってきたい!だったり、興味持ったりしていることを、とりとめもなく思うままに話していきます。
10日目。1月10日の収録です。いつも聞いていただきまして本当にありがとうございます。
今日は夜遅く、もうすぐ11時になりそうなところ、在宅で収録しております。今日この音声配信を始めで10日目、2桁の日付に乗ったと言う所です。クロスメディアで発信をしているんですけど、その中で「stand.fm」と言うものを使っております。略して「スタエフ」って言うらしく、全然知らなかった笑。アナリティクスがあり、そこでどれぐらい聞いていただけてるのかなあと言うふうにチラッと見ましたら、なんと「100回再生超えている」ということが見えました!!
すごく嬉しいです。どんな方々に聞いていただけてるのか、具体的なところまでは見えてはいないんですけど、発信を聞いていただけてるのを、SNSの「いいね!」みたいな感覚でめっちゃ喜んでます。これからも聞いていただける方がいらっしゃるっていうことが励みになりますので、これからもっともっといろんなお話をしていければなぁと言うふうに思っております。
だいぶ長くなりましたが、今日お話ししていこうかなと思うのは「アート」と言う切り口でお話ししていこうかなと思います。
今私自身がものすごく興味があって、今までの人生の中でそこまで触れることがなかったテーマなんですよね。高校生の時に美術を選択して、油絵とか彫刻とかを経験した事はあるんですけど、そこから専門的に学ぶようなことには進みませんでした。今この年になって、いろんな切り口からアートとかデザインに触れることが増えてきました。なんか「リカレント教育」「リスキリング」なんていう、大人が学び直すっていいようなメッセージもだいぶ増えてきた中で、もし私自身がこれからまた新しいことを学ぶとしたら、やっぱりアートなんですね。このアートについては、私自身が今関わっている、「一般社団法人シブヤフォント」と言う取り組みを通じて、どんな風にアートに触れているのかというところを話していこうかなと思います。シブヤフォントはその名の通り、渋谷区から生まれた活動です。渋谷区にある福祉作業所に通所される皆様がいわゆるアーティストなんです。ご自身が「こういったことを表現したい」と言うものを、アートを通じて表現してくれているわけなんです。そちらを渋谷区の「桑沢デザイン研究所」と言うデザイン系の専門学校の学生デザイナーの皆さんが、シブヤフォントのアートディレクターであるライラ・カセムさんを師事し、アートをデザインして、そこから皆さんが日常でパソコンやスマートフォンで使っている「新しいフォント」に生まれ変わったり、はたまた例えばタンブラーや傘の模様といった所で活用できる「パターンのデータ」に生まれ変わってくるんですよ。そういったものが世の中のいろんな商品や街中にも根付いて使われてたりします。それぞれのシブヤフォント一つ一つが生まれるストーリーっていうのが、100個あれば100通りのエピソードがあって、私もすごくジーンとするようなものがたくさんあるんです。先日もあるテレビ番組でシブヤフォントができるまでのお話も出ておりますので、皆さんぜひそちらもよろしければご覧いただければと言うふうに思っています。で、このアートに触れるきっかけ。まぁ様々あったんですけども、これから私自身も、活動していきたいと言うふうに思っているのが、このシブヤフォントから生まれてきたたくさんのアートを活用して、「対話」をしていきたいんです。皆さんがアートを見に行くとしたら美術館に行くとか、街中を眺めてるだけでもアートっていろいろ飾られているものあると思うんですけども、そこに「題名がないアート」を見たとき、皆さんどういう気持ちを抱きますでしょうか?例えばモナリザとか、誰でも知っているような美術作品もあると思うのですが、そこに「タイトルが書かれていないアート」があったとしたら、その時の自分自身の目線や気持ちってどういうものか?ってちょっと考えていただきたいんですよね。「タイトルがない」わけですから、そのアートはどういう背景で生まれたか・・・みたいな話も書かれていません。ないとするならば、きっと「自分はこう思う」って言葉が出てくると思うんですよね。今自身が思ったものっていうのは、その人がそのアートに出会うまでに「いろいろな経験・人生紆余曲折しながらいろんなことを感じ取ってきたものの集合体が表現されている」と思うんです。だとすると、そのアートにたどり着いた人たちっていうのは、2つとして同じルートをたどってきた人ってまずいないと思うんですよ。そういったものが、1つのアートを通じて「私はこうよ」「私はこうかな」というような多様な気持ちを、声もしくはテキストで聴くことができると思うんです。これが「対話型アート鑑賞」というものです。「シブヤフォントを通じて生まれたアートを活用した対話型アート鑑賞」を、まずは渋谷区の中で、いろんな方に見聞きしていただきたいと思いますし、私自身もいろんな人とお話をしていきたいと言うふうに思っています。そういう活動を始める「元年」と思っておりまして、今まで見たことのないアートや、「障がいを持たれている方がこういうアートを書くんだ」っていうことに触れたいとか、ご興味持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ私の方でもアートを額縁に入れて持ち運んでおりますので、そちらをご覧いただきつつ、一緒にお話ししていきたいなと思っております。ご興味お持ちの方はぜひコメント等いただければと思います。
今回は「「名前も知らないアート」が対話を生み出すきっかけに」をお話しさせていただきました。個人にしても団体にしても、「できる!」のひらめきに出会えるような働きかけをしていきますし、もしこの番組をお聞きになられた方が「おっ?」と思っていただけたのであれば、とても嬉しいです。
それではまたいずれどこかで。ばばーい!
昔あがり症で人見知りだった自分が、話すことが大好きになっていることに驚きを隠せません。今でも。